2009-01-01から1年間の記事一覧

<椎茸作業・・・115号という品種・・・>

<椎茸作業・・・115号という品種・・・> 椎茸にも品種があるということは何回かアップした。今、収穫期に入っているのは「菌興115号」(通称、「ジャンボ椎茸」)という品種である。この品種を栽培するのは初めてなので、正直いって苦労している。 通常の…

農業問題・・・・秋田県農業者ネットワークの理念・・・・

「秋田県農業者ネットワーク」の理念 前回、農業者ネットワークの結成声明をアップしました。一つのまとまりですので、綱領的なものが必要となります。特に農業の場合は、市場開放派など様々な「論客」がいるので、広範な考え方を受け入れるという立場ですが…

農業問題・・・・秋田県農業者ネットワーク・・・・

ブログの更新しばらくできませんでした。怠けていたわけでは有りません。この間、今日、アップした、「秋田県農業者ネットワーク」を立ち上げるために、粉骨砕身(?)というわけです。 そして、いろいろな人と会って、いろいろ議論して・・・・ようやく、12…

<椎茸作業・・・研修会(二)・・・>

<椎茸作業・・・研修会(二)・・・> このメンバーと私、そして、「きのこセンター」のH氏。話は尽きなかった。特に「菌床椎茸」の動向とそれに対抗する「原木椎茸」の戦略など、結構難しい話もした。実際、菌床椎茸は過剰生産気味で、企業の新規参入がす…

<椎茸作業・・・研修会(一)・・・>

<椎茸作業・・・研修会(一)・・・> 先ごろ、椎茸の研修会があった。県内の「菌興115号」、いわゆるジャンボ椎茸栽培者を「きのこセンター」がまとめての研修会である。研修会といっても対象者は6名、その内参加したのは4名である。研修会というよりは…

<椎茸作業・・・・原木調達Kさんのこと・・・>

<椎茸作業・・・・原木調達Kさんのこと・・・> ;">「俺だけど、ちょっと原木見てくれないか?」「太さと細さ・・・どの程度までならいいか・・・・」「今、山だけど、山を見てくれないか・・・」 来年の春植菌する原木は、できれば11月中に伐採して欲しい…

<椎茸作業・・・・菌興115号・・・>

<椎茸作業・・・・菌興115号・・・>;">「菌興115号」というのは、農協と提携関係にある日本きのこセンターが開発した品種である。きのこセンターの本部は鳥取県にあり、もともとは鳥取大学の一部と聞いていた。鳥取大学は菌類の研究では日本では中心地とい…

<椎茸作業・・・・椎茸の販売・・・>

<椎茸作業・・・・椎茸の販売・・・>椎茸がコンスタントに収穫できるようになってきた。私が栽培している「菌興115号」という品種は、最低気温が8度以下で発生が始まるといわれている。ここ数日は、8度を下回り始めたので期待できるといってよい。 松林の…

<農業問題・・・公開講座「番外編」(五)・・・>

<農業問題・・・公開講座「番外編」(五)・・・> この公開講座には「番外」がある。終了後の飲み会であり、これがまた面白い。当初は予定していなかったが、参加者から提案があり、二回目と三回目の講座が終了した後、駅前の飲み屋で開催された。 社会人…

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(四)『自給率とい

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(四)『自給率ということ』・・・> そして、自給率向上の持つ意味を取り上げ、国民、農業生産者及び団体、食品業界、政府などのそれぞれの役割を説いているのだが、戦後あれだけ食料の増産運動を食管法など…

農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(三)

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(三)『自給率ということ』・・・> 二回目の公開講座は、いわゆる「市場原理指向派」の研究者と「地域農業指向派」研究者の対論という形をとった。 この「市場原理指向派」と「地域農業指向派」とは私が勝…

<椎茸作業・・・・椎茸の商品化・・・>

<椎茸作業・・・・椎茸の商品化・・・> 10月25日、ホダ場で初収穫。初めてだから、そんなに大した量ではない。約1キロである。それでも私にとっては初収穫。退職して以来の高いハードルの一つを越したといっていい。 しかし、一キロ程度では商品化に…

<椎茸作業・・・・発生の兆し・・・>

<椎茸作業・・・・発生の兆し・・・> そろそろ原木椎茸が発生の頃になってきた。3月に植菌した菌興115号という品種の形成菌(おが屑菌)である。この品種は最低気温が8度以下になる日が数日続くと発生すると書かれている。 松林のホダ場はようやく色…

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(二)・・・>

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(二)・・・> この公開講座の参加者は、学生、社会人、女性と学生も確かに多いが、社会人のほうが多いと感じられた。農家かどうかはわからないが中年(?)と思われる女性も多い。 これは結構面白くなると…

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(一)・・・>

<農業問題・・・公開講座「地域再生システム論」(一)・・・> 毎朝、30分は私の「新聞タイム」である。完全な日課といってよい。読まなければ読まないで何とかはなるんだが、家にいると読まないと気がすまない。家内からは「活字中毒」といわれている。…

 <ブログ雑記・・・下北紀行(六)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(六)・・・> 日の出は5時半頃である。しかし、五時頃から道の駅の車は動き出していた。エンジン音やドアの開け閉めの音。要するに寝てははいられないのである。 まあ、八時に寝たのだから、(それも結構熟睡・・・)五時に起…

<ブログ雑記・・・下北紀行(五)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(五)・・・> 到着後、早速買出しである。この横浜町は菜の花で有名である。菜の花からゴマ油をとるのである。秋田でも近年バイオジーゼルの関係で減反に菜の花が増えているが、こちらのほうが本家本元である。 私はごま油につ…

<農業問題・・・「バイオ燃料」設備稼働・・・>

<農業問題・・・「バイオ燃料」設備稼働・・・> 08年の12月にバイオ燃料フォーラムについてアップした。要するに稲わらや籾殻などのいわゆるセルロース系バイオマスから、バイオエタノールを作り出そうというプロジェクトである。そのプロジェクトが具…

<今、農協では・・・「専務・・・・だって」・・・>

<今、農協では・・・「専務・・・・だって」・・・> 退職して「農業者ネットワーク」を創ろうと、県内の仲間にいろいろと声を掛けて回った。そのうちの一人にHさんがいた。Hさんは農協労で長年専従をしていて内部でちょっとしたトラブルがあって、退職し…

<ブログ雑記・・・下北紀行(四)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(四)・・・> そこを出て、道の駅の案内に脇野沢から蟹田へのフェリーの出発時間を聞いた。そしたら、15時半の出発だという。いま、15時20分。脇野沢港まで10分では無理である。 案内の人がフェリーに待つことはできないかと電…

フォト俳句

フォト俳句(2)秋になりました。いつものように車を運転していたら、道端に一面のピンクの花。何かと思い降りて・・・・ なんとそばの花でした。 いろいろ聞いたりして調べたら、いわゆる「耕作放棄地」を再度耕作してもらおうと、町の農業委員会が蕎麦を植…

<ブログ雑記・・・下北紀行(三)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(三)・・・> 軽快に対向車もほとんどいない道路を飛ばしていると、海岸沿いは建設ラッシュである。道路建設などの公共事業は削減されているし、何の建設かと思ったら原発である。 いわゆる関根浜原発というものらしい。だから…

フォト俳句

フォト俳句(1) このブログをはじめてから、早3年過ぎました。その間いろいろと写真をアップしてきたのですが、趣味で俳句と川柳を始めました。そして、写真に俳句や川柳を添付したらどうかと思い始めようと思いました。 早速、写真を選び、それに川柳や俳句…

<ブログ雑記・・・下北紀行(二)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(二)・・・> 9月10日 昨夜は、結構な雷雨があった。それはそれとしても、ホタテと秋刀魚は最高であったが、なんせ箸を忘れてきた。なんかで代用できないかと思い、思案したがもってきたナイフで代用するしかなかった。まあ、大…

<ブログ雑記・・・下北紀行(一)・・・>

<ブログ雑記・・・下北紀行(一)・・・> 退職して暇になるとはわかっていたが、こんなにも暇になるとは思わなかった。失業保険受給中は本来仕事は何もしてはいけないことになっている。 椎茸関係では、やるべきことは120%もやり、やらなくていいここ…

<農業問題・・・民主党の勝利と農政の方向・・・>

<農業問題・・・民主党の勝利と農政の方向・・・> ご存知の通り、民主党が圧勝した。毎日のニュースで民主党がマニュフェストどおりやれるか散々たたかれている。 自民党がやれなかったことをやるといっているのだから、我々としては「お手並み拝見」とい…

<椎茸作業・・・原木椎茸、先輩への挨拶・・・>

<椎茸作業・・・原木椎茸、先輩への挨拶・・・> 市町村合併により、一回り大きくなったこの町には私と同じ原木椎茸農家いる。Tさんである。私は彼のことは全然知らなかった。うちの親父も知らなかった。つまり、原木農家同士のつながりというか交流はなか…

<今、農協では・・・ATMの廃止・・・>

<今、農協では・・・ATMの廃止・・・> 合併して11年目。先ごろ、一部のATMの廃止の通知が回ってきた。「春先の座談会でもご説明申し上げて降りましたが、ご利用の少ない・・・・ATMを今月末を持って廃止することにいたしました。」と4ヶ所のATMの廃止を…

<読書・・・「生命と食」(岩波ブックレット)その三・・・>

<読書・・・「生命と食」(岩波ブックレット)その三・・・> 最後に、「食の安全」についての章ですが、遺伝子組み換えの危険性を指摘しております。先に「動的平衡」ということを述べましたが、生物界ではその考え方がまだ確立されていないとのことです。…

<読書・・・「生命と食」(岩波ブックレット)その二・・・>

<読書・・・「生命と食」(岩波ブックレット)その二・・・> つづいて、これが人にも感染することになりますが、日本では世界にも稀な全頭検査の厳しい体制を作りました。解体される牛はその前に脳内の「異常プリオンたんぱく質」をチェックし、続いて「特…