秋田県JAの一本化を問う(2)

農家組合員間でもこの動きに積極的な対応は出ていない。ほとんどの組合員はJAがどうなろうと自分には関係ない、というスタンスではないかと思う。そのようにしたのはJAそのものだということを忘れては困る。なくてはならないJAなら、経営環境が赤字とかそれ…

秋田県JA

秋田県JA一本化を問う(1)

10月17日に突如と県内JAの一本化の記事が報道された。約20年前、地域農業の振興と農家組合員の所得の向上を目的に、県内14JAに再編し、それを進めてきたはずなのに、更なる合併は必要なのか、また、それを再度5JAにするという計画はどうするのか、厳しい農業…

三種町議会傍聴記その3

続いて、後藤議員の質問である。森岳温泉の再活性化の考え方と食品加工の大型化の考え方についてである。正直言って、傍聴席からでは質問の意図が掴み辛かった。森岳温泉の賑わい作りであるが、それが町民のためにどのようなプラスになるのか、「運転代行」…

三種町議会傍聴記その2

続いて一般質問であるが、最初が、トップ当選した平賀議員である。質問は公約の実現方法についてと三種川洪水対策についてである。再質問も含め、温泉の利用方法について突っ込んだ質問や自らもいろいろな提案があるようで好感を持ったが、森岳温泉の活性化…

三種町議会傍聴記その1

先の「敗戦記」では、「負け犬の遠吠え」として、「議会を注視していく」として締めくくったが恥ずかしながら、今まで町議会を一度も傍聴したことはなかった。これはヤバイことを書いたと思った。町議会傍聴とは初めてのことで、興味津々であったが、「あい…

敗戦記(2)

街頭演説では、北羽の記事をメインに一般質問の回数を公表し、質問しない議員の議員報酬が税金の無駄遣いではないか、ということ。「町政を語る会」が「上から目線」で横暴なこと。自らの実績を成果として語る候補がほぼいないこと等々、10分弱の演説を繰り…

敗戦記(1)

「敗戦記」〜三種町議選を戦って〜 5月13日、投票日。なるようにしかならないと覚悟を決め、落ち着いた振りをしながら、開票を待つ。報道では町長選の発表が8時20分頃とあったのだが、8時頃にとなり、町議選の発表が早まるんじゃないかとは思っていた…

原木椎茸植菌ようやく終わる

長い間、休んでいました。そろそろ再開しようと思っています。もう、1ヶ月前に終わっていなければならないはずの植菌がようやく終わりました。桜の花が咲く頃まで終わるのが原則なんですが、なかなかうまくはいきません。だけど、これが終われば、一息つく…

農業問題・・・<請願書>

農業問題・・・<請願書>私が事務局長を務めている「秋田県農業者ネットワーク」今年の「低米価」について秋田県議会(12月の県議会)に請願書を提出しました。請願書と陳情書があり、どう違うのかわかりませんでしたが、請願書の方がハードルが高い、と…

<農協問題・・・改革論議(3)・・・>

それとともに、農協とあまり繋がりのない「非農家」についても、県内で農協が貢献している実態をアピールしなければならない。給食への安心安全な農産物の提供や交通安全教室、学校への食育の取り組み。この他にも単協ごとに様々あるはずである。 中央会でも…

<農協問題・・・改革論議(2)・・・>

正直言って、現在の農協は農家にとっていい評価は正出てこない。「農協の必要性は認めるが、今の農協でいいと思っている農家は誰もいない」といわれ、それは農協の役員や職員のほとんどの共通の思いと考えてもよいだろう。 じゃ、何をどのように改革するか、…

<農協問題・・・・改革論議(一)・・・>

広範な県民からの意見も受止め、県民一体となった農協改革を進めよう政府の諮問機関である「規制改革会議」は5/22に「農業改革に関する意見」として農協中央会の解体案などを中心に答申した。しかし、政府及び自民党は、全中や農水関係議員などの意向を汲ん…

<農協問題・・・・農協改革(4)・・・>

今回の農協改革はまさにそれなのではないかということである。誰かが「スポンサーである農協の悪口を言えるはずはない」と言っていたが、そうだとしたら、本当に農業を再生させる気はあるのかといいたい。農協も農協で「建設的な提言」を受け入れるだけ太っ…

<農協問題・・・・農協改革(3)・・・>

我々は、このような実態を農協改革の視点として提起していかなければならないと考える。いわゆる「組合員の満足度」とか「顧客の満足度」(CS)といわれるものである。信用事業や共済事業ではこのCSの研修を徹底的に追及されてきているが、他の部署では…

<農協問題・・・・農協改革(2)・・・>

そして、一般市民は農業などでの農協との交流がほとんどないから、物売り推進などを例に挙げて「利益団体」とか、政治的には「圧力団体」とみなしている。このような県民の意識状況の下で「県民に支持される農協」をどのようにして作るかをコンセプトにしな…

<農協問題・・・・農協改革(1)・・・> 先日、秋田市で「農村問題研究会」が開催された。大学教員や農協労、農民組合の人たちで構成された勉強会である。私は加入してはいないが、何回か参加したことがある。今回のテーマが「農協改革と農協の歩むべき道…

<「顛末記」・・・その後>

私のブログのカウンターは6月が4000を超えた。前月の2倍近くになる。今回の「顛末記」に読者が関心を持ったためだと思う。特に、秋田やまもと農協現役職員やその関係者の関心がもっとも高いのではと思うのだが、そうだとすれば、その甲斐があったというこ…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(九)

八百長」ということ> 「八百長」の語源はよくわからないが、「残念会」で仲間の一人がその言葉を使った。また、「後出じゃんけん」という人もいた。いずれにしても正当な選考方法ではないと言ってよい。「提訴しろ」という人もいたが、提訴するだけの準備が…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(八)

こうして、再び選任された八竜地区の3名の理事候補は、本部に報告されて承認されたのである。後日、このことを知った職員OBなど仲間数人で「残念会」を開催した。その中で一番の反省点は、我々というか私も含め全くの準備不足だったことである。しかし、…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(七)

ところが、19日の八竜の選考委員会では、私の予想とは逆に選考方法はすんなりと変えられた。どういうことかといえば、ふさわしくない人が理事に推薦されたとして、私個人をを排除するとすれば、その理由がないから、どうやったら排除できるかと幹部連中は…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(六)

そして、18日の夜突如、I氏から電話があった。「選考のやり直しとなった。明日、その会議がまたある」「ふざけている。八竜地区三名選考したのだが、本部からクレームがついて再度選考することになった。我々が選考した行為は何なのか・・・」「本部は何…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(五)

最初は農業の経営、稲作とか、椎茸の状況、どうして理事を受諾したのか、今の農協をどう思っているのかなどもろもろ聞いてきた。彼ら二人とて、今の農協をいいと思っているわけではなく、農協に対する不満は私以上に持っていた。だから、話は噛みあった。特…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(四)

5/11、Aさんから電話があった。Aさんって誰だろう、どんなん理由で電話が来たのか疑った。「私は役員選考委員会の委員長を仰せつかった。役員選考の件であなたに確認したいことがある。」電話の声で旧知のAさんだということが分かった。彼が八竜選考委員…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(三)

「農協の全利用」という言葉がある。農協の役職員はこのことばをよく使う。昔はこれでもよかったが、今では時代遅れな言葉である。農業経営上で農家が出来ないことを農協が共同という力でやるし、農協ができないところを全農でやる。農家が自分でできること…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(二)

I氏は私が到着する前にすでにチビチビとやっていた。「待ち切れなかったん だ。あれからすぐに電話したんだが、また、全然出なくて、帰りに二人でどこかでやろうかと思っていたのだが、連絡が取れない。仕方がなくて帰ってきた。あなたもそうだと思うが私も…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(一)

秋田やまもと農協役員選考顛末記(一) それは、ゆめろんのサウナ室から始った。 「お客さんで畠山勝巳さんっていう方おりませんか?」ゆめろんの従業員があわただしく、サウナ室のドアを開け叫んでいる。 「私ですけど・・・」 「自宅から電話があって、す…

ブログを再開します。

退職して早5年目。今回、農協の役員改選時期でおかしな改選が行われました。そのことを記したいと思います。 農協をよくしたいという思いは現職の時をいささかも変わりはありません。 序序にアップしていきたと思います。乞うご期待。

<椎茸作業・・・・研修(一)・・・>

<椎茸作業・・・・研修(一)・・・> 約5ヵ月間ブログを更新しませんでした。この間いろいろなことがあり、そしてまた椎茸作業やグリーンツーリズム、それに「農地・水」の活動、食農フォーラム・・・・にっちもさっちもいかない状態でした。いわゆる「精…

<稲作作業・・・草取り作業・・・>

<稲作作業・・・草取り作業・・・> 稲作作業で一番きつい作業といわれているのが、草取り作業である。田んぼの中の雑草を一本一本手で抜く作業である。ぬかるみに足を入れて、腰をかがめて・・・昔ながらの重労働といわれる。 その作業を10日間頑張った…