2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

秋田やまもと農協役員選考顛末記(九)

八百長」ということ> 「八百長」の語源はよくわからないが、「残念会」で仲間の一人がその言葉を使った。また、「後出じゃんけん」という人もいた。いずれにしても正当な選考方法ではないと言ってよい。「提訴しろ」という人もいたが、提訴するだけの準備が…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(八)

こうして、再び選任された八竜地区の3名の理事候補は、本部に報告されて承認されたのである。後日、このことを知った職員OBなど仲間数人で「残念会」を開催した。その中で一番の反省点は、我々というか私も含め全くの準備不足だったことである。しかし、…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(七)

ところが、19日の八竜の選考委員会では、私の予想とは逆に選考方法はすんなりと変えられた。どういうことかといえば、ふさわしくない人が理事に推薦されたとして、私個人をを排除するとすれば、その理由がないから、どうやったら排除できるかと幹部連中は…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(六)

そして、18日の夜突如、I氏から電話があった。「選考のやり直しとなった。明日、その会議がまたある」「ふざけている。八竜地区三名選考したのだが、本部からクレームがついて再度選考することになった。我々が選考した行為は何なのか・・・」「本部は何…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(五)

最初は農業の経営、稲作とか、椎茸の状況、どうして理事を受諾したのか、今の農協をどう思っているのかなどもろもろ聞いてきた。彼ら二人とて、今の農協をいいと思っているわけではなく、農協に対する不満は私以上に持っていた。だから、話は噛みあった。特…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(四)

5/11、Aさんから電話があった。Aさんって誰だろう、どんなん理由で電話が来たのか疑った。「私は役員選考委員会の委員長を仰せつかった。役員選考の件であなたに確認したいことがある。」電話の声で旧知のAさんだということが分かった。彼が八竜選考委員…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(三)

「農協の全利用」という言葉がある。農協の役職員はこのことばをよく使う。昔はこれでもよかったが、今では時代遅れな言葉である。農業経営上で農家が出来ないことを農協が共同という力でやるし、農協ができないところを全農でやる。農家が自分でできること…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(二)

I氏は私が到着する前にすでにチビチビとやっていた。「待ち切れなかったん だ。あれからすぐに電話したんだが、また、全然出なくて、帰りに二人でどこかでやろうかと思っていたのだが、連絡が取れない。仕方がなくて帰ってきた。あなたもそうだと思うが私も…

秋田やまもと農協役員選考顛末記(一)

秋田やまもと農協役員選考顛末記(一) それは、ゆめろんのサウナ室から始った。 「お客さんで畠山勝巳さんっていう方おりませんか?」ゆめろんの従業員があわただしく、サウナ室のドアを開け叫んでいる。 「私ですけど・・・」 「自宅から電話があって、す…