2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「朝日」の社説に反論す(二)

「朝日」の社説に反論す(二) つづいて、この社説は「減反政策をやめることだ」と言い切っている。議論するのは一向構わない、この社説は、「減反廃止」を意図的にその方向に持っていこうとしているように思える。 そして「自民党はこの見直し策(減反廃止…

「朝日」の社説に反論す

<農業問題・・・・「朝日」の社説に反論す・・・> 09年6月9日付けの朝日新聞の社説に「農政改革 先送りする余裕はない」という社説が載った。またまた世論誘導的な誤解を生みやすい社説である。 「食料自給率(カロリーベース)は40%と主要先進国の中…

<読書・・・・「できそこないの男たち」(光文社新書)・・・>

<読書・・・・「できそこないの男たち」(光文社新書)・・・> 標題の本を一気に読んでしまった。面白かった。何故、面白いか?「科学的な下ネタ」だから・・・・ 著者は、福岡伸一。当然だがあったことも話したこともない。だが、彼の「生物と無生物のあ…

<読書・・・「食べものは商品じゃない」(三)・・・> 次に第四の基本法の「選択的拡大」と「総合農政」の件ですが、これについては私もチョット勉強不足で、この本を読んで初めてわかった件もありました。 アメリカが自らの余剰農産物のはけ口として、MSA…

<読書・・・「食べものは商品じゃない」(二)・・・>

<読書・・・「食べものは商品じゃない」(二)・・・> 第二の「農業は過保護ではないということ」です。これも前々から言っているわけですが、著者は食料の安全と安心のためには、「ある程度の負担は必要だ」また、「何を基準として過保護なのか」、といっ…

<読書・・・「食べものは商品じゃない」・・・>

<読書・・・「食べものは商品じゃない」・・・> 久しぶりに、「目からウロコ」の本に出会った。 竹内直一著「食べものは商品じゃない」という本である。著者は日本消費者連盟の創始者で元農水官僚である。この本は前々知っていた。知っていたというよりも…