2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の農作業<穂肥の散布>

今回と次回2回にわたっての<穂肥>ついて連載します今日の農作業<穂肥の散布> 稲作にとっては穂肥の散布は非常に重要な作業のひとつ。専門的に言えば、「減数分裂期」(げんすうぶんれつき)に肥料の窒素分を与えること。要するに出穂(シュッスイ)=穂…

<今、JAの職場では・・・>

「社長」 「いつもお世話になっています。よろしくお願いします。」 ハゲ頭の地元の農業資材会社の社長。従業員は十数人だが、JAとの取引は強い。 なんせ、融通が利く。在庫切れの商品を電話発注しても、最速一時間で納品できるという地元の強さ、それに、倉…

<今、JAの職場では・・・購買窓口・・・>

購買の窓口。 「あの〜〜。クサ殺す、薬っこ、くれないか?」「なんのクサ、殺すんだ〜〜。」 「田の中に生えている・・・アレ!あのクサだよ。」 「あのクサだっていっても、ワガラネ・・・」 「あのクサだよ、あれだよ、なしてわがらねんだ・・・・」 こん…

今、JAの職場では・・・<「役割給」って知っていますか?>

「役割給」ってご存知ですか。 「聞いたこともない」っていう返事が返ってきそうですが、私のJAではこの役割給というのがあります。これは、東北電力職能システムの「まね」をして導入したわけですが、要するに、通常JAでいう「管理職手当」がその名前を…

第24回全国農協大会に向けて②

第24回全国農協大会に向けて② −−私たち職員が考えなければならないこと−−ところが、これらの担い手対策は、それでもいいのですが、地域農業を形成している兼業農家については何ら言及されていません。「品目横断的経営安定対策」は現実の問題として、専業農…

<第24回全国農協大会に向けて>

第24回全国農協大会に向けて 私たちが農協職員として考えなければならないこと 今年の10月に第24回全国農協大会が開催されます。これは、3年に1回開催される農協の今後の方向をさぐる重要な大会です。 私たち現場の農協職員にとってはなんら関係の無いように…

今日の農作業 〜〜雑草との闘いⅡ〜〜

今日の農作業 〜〜雑草との闘いⅡ〜〜 さて、具体的な作業です。田圃と天気を見計らって、7/8の午後から作業にかかりました。200リットルタンクに500CCのバサクラン液剤を4本投入し(濃度は濃い目です)15㍑のバッテリー噴霧器で174aの田圃に散布するので…

今日の農作業 〜〜雑草との闘いⅠ〜〜

今日の農作業 〜〜雑草との闘いⅠ〜〜 稲は、最高分げつ期をすぎ、中干の時期になりました。私の場合は6/27から中干を始めたわけですが、雨のため田圃がなかなか乾きませんでした。7月に入ってから、ようやく乾き始めました。それと共に、雑草との闘いもはじ…

<今、JAの職場では・・・>

今、JAの職場では・・・<職場復帰・・・> 病気で2ヶ月療養中の仲間が職場復帰した。明らかに痩せこけたすがたで・・・。「過労死」という言葉があるが、一歩手前であった。彼の病気は明らかに仕事が原因であった。 営農センターの統合による経済部門の統…

<今日の農作業〜〜中干〜〜><今、職場では・・・「成果給」②>

第二に、田圃の「ガス抜き」です。要するに根に酸素を供給するということです。 田圃には、毎年稲刈りによって、短く刻まれた稲藁がすきこまれます。それが、地温の上昇とともに腐敗して、メタンガス等が発生します。今の時期にぬかるんだ田圃に足を入れると…

<今、職場では・・・「成果給」①>

<今日の農作業> 「中干し」の時期になりました。「中干し」ってどういうことかわからない人もいると思いますが、要するに、田圃の水をすべて排水することです。 どうして、排水するのでしょうか? 第一に、「無効分げつ」を抑制するということです。 稲っ…