<今、JAの職場では・・・>

ミヤマキンバイの群落です

 今、JAの職場では・・・

<職場復帰・・・>

 病気で2ヶ月療養中の仲間が職場復帰した。明らかに痩せこけたすがたで・・・。「過労死」という言葉があるが、一歩手前であった。彼の病気は明らかに仕事が原因であった。


営農センターの統合による経済部門の統合。10箇所近くあった購買倉庫が一つに統合され、そこの在庫管理に労力がつぎ込まれた。2月の統合と3月の決算。在庫が合うはずがない。


 責任者の彼は、夜も寝られなかった。徹夜もした。悩み考えたあげく、発症した
それは、紛れもなく労働災害であった。経営者自らがそれを認めた。しかしそれは、「頑張りすぎた」彼の責任にされた。彼は、「成果給」のもとに自分の実績を確保しようとするため必至だったため・・・・。


彼は、職場復帰した。2ヶ月は長かったに違いない。異動で別の部署に移ったが、痩せこけた頬が痛々しい。


<「諭旨解雇」という見せしめ・・・>

「諭旨解雇」―――。それは、退職金はもらえるが、「非違行為」(非行や違反行為をしたこと。法にたがうこと)をしたため、経営者から首を切られること・・・・。


 一人の女性職員が通告された。不祥事にもあたらない。自らの利益のための行為でもない。農協にも何ら不利益を与えていない・・・・。


 要するに、コンプライアンスに違反したため・・・ということらしい。「コンプライス違反だけで諭旨解雇・・・」誰もが驚く。要するに「見せしめ」的な意味があるということは想像に難くない・・・。

 3年前、職員との間で裁判があった。高裁で経営者はその非を認めた。しかし、その職員に謝罪はしなかった。いくら謝罪しろといっても認めなかった。裁判所の決定は間違いだと言い張った。「『不法行為』を認めといて、謝罪しないということはどういうことか・・・」「経営者は裁判所よりも偉くなったのか・・・」と追求しても頑として受け付けなかった・・・。


 その経営者が「コンプライス違反」だとして、職員の首をきる・・・。どんな資格で・・・どんな面の皮で・・・



<前回の花は、ミヤマキンバイといいましたが、チングルマの間違いです。訂正します。今回の花こそ、ミヤマキンバイです。秋田駒のミヤマキンバイの群落は満開でした。>