<今職場では・・・・LA会議・・・>

雪のうめもどき

<今職場では・・・・LA会議・・・>


 12月にはいった。先日、月一のLA会議で目標達成状況が報告された。12月でJAの目標達成が耳にタコができるほど叫ばれてきたが、11月末の実績から見ればほぼ無理だと言うことが明らかになった。


 農協関係者は御存知の通り、新契約の実績はほとんどのいわゆる「転換」であり、新規契約はほとんどない。おまけに建更共済の転換はほとんどし尽くされた感じで、その実績は上がらない。


 農協の共済は生命系といわれる「人」に関する保険と、建更といわれる「家系」の損害保険、それに自動車保険が中心で、我々LAはこの契約で実績を評価される。しかし、今年は実績が上がってこない。
 昨年は、当JAが全県のトップを切って目標を達成した。その意味では県内ではパイオニア的存在であるが、その存在(?)でこのとおりである。


 その原因は何か・・・・イロイロ言われているが、私は商品の「開発能力」だと思っている。それに、稲作が中心であるため農家の所得が右肩下がりである、ということもある。


 経営陣は、気が気でないという。「不調LA」にハッパをかけているという。先日は数人のLAに対し、共済連から「同行推進」を行なったとのこと。



その報告が同行されたLAからあった。「参考にはなったが・・・・」ということらしい。見ず知らずの共済連の職員が推進したところで何が参考になるというのか・・・その農家の家庭状況や気質もわからないで、どんな話ができると言うのか・・・私にいわせれば「甘い」の一言である。


経営者も経営者である。自らは一つも推進しないで、(いやできないと言った方が適当か)口でばっかし、叱咤激励する。そんなことは子供だってできる。


 いずれにしても、「現場の状況は何一つわかっていない・・・」と言うのがLA会議の参加者の感想であった。恐らく、このブログも経営者は目にしていると思うが、いくら読んだとしても「能力のない」経営者は何の対策も取ることはできないだろう。


できるとすれば、LA個人を呼んでの「個人面談」。それで、自らは仕事をしたと思っている。私からすれば「給料泥棒」である。


 現場の声を丁寧に聞いて、原因は何か、どうしたらできるか、自らの指導能力の問い返しからはじめないとだれもついてこない・・・
 信頼できる経営者にならないことには何もはじまらない・・・ということを理解して欲しい