連休中の農作業/JAのライフアドバイザー(LA)って知っていまっ

生え揃った緑のじゅうたん

連休中はほぼ農作業

 今年は、平年より寒い日が多く、いつもは毎日晴天で、農作業も順調ですが、寒いせい
か、サクラが満開の時期ですがまだ3部咲きといったところです。ですから、農作業も遅れていて連休中は農作業で埋まりそうです。

その農作業というのは、トラクターによる耕起作業と代掻き作業です
耕起作業というのは、トラクターで田んぼを10センチ程度掘り起こすことです。それによって田んぼを軟らかくします。そして、そこに水を入れて代掻き作業をします。


要するに、田植えが出来るように、苗が植えつけても転ばないような田んぼにすることです。つまり、泥んこ状にするということです。それを代掻き作業といいます。それに、稲は水棲の植物なので、その生育条件を作ってやるということなのです。

これもまた、簡単な作業ではないのです。今晩は、作業が始まる前の前段の説明なので、詳しくは省略しますが、耕起作業は寒さ対策。代掻き作業は寒さと泥まみれ対策が必要となります。
写真は、ようやく生育がそろったハウスの中の苗です。「緑のじゅうたん」となっています。この上を緑のアマガエルが跳ね回っているんです。それをアップしようと思っていますが、うまく、デジカメで撮れるか?


JAのライフアドバイザー(LA)って知っていますか
 JAには、テレビCMなどでも見られるように、「農協の共済」というのがあります。いわゆる「保険」です。その「保険」を募集して歩く、(JAでは「推進」といいます)いわば営業マン、ウーマンのことをLAといいます。
 
JAの職員からは一番いらわれている職種です。朝といわず夜といわず、農家などを訪問し、共済を推進して歩きます。そして、一人一人に目標が与えられ、毎週1回のミーテングでその報告をさせられます。

 民間の営業マンなら、どこも同じでしょうが、JAの場合はチョット違って「陰湿」さが付きまといます。つまり、農機の技術者や営業向きでない人をワザとLAにして、退職に追い込むとか、経営者に媚を売る職員はLAにしないとか・・・。そのような「情実人事」がまかり通っています。


 LAというのは、毎年所得番付のベスト10に入る「全共連」(全国共済農業協同組合連合会)から、押し付けられた、という経緯もありますが、「逃げる農家に追う農協」という言葉もあるように、押し売り的なJAの「営業戦略」一端なんです。要するに「商品価値」で営業するというよりは、「義理と人情で保険を売る」といった方が適当かもしれません。


 農家は、営農指導から始め、融資、農産物の販売などでJA職員から様々なサービスを受けています。その「恩義」を逆手にとって、共済推進(保険募集)なのです。

 このようなやり方は、農家から喜ばれるはずがありません。次は、実際のLAの声をアップします。乞御期待!!