今日の農作業<稲作前半の総括①>/「今職場では・・・」

秋田県峰浜村、水沢ブナの森公園で、新

今日の農作業
稲作、前半の総括

田植も終わって、農作業は一息。それで何をアップするかといろいろと迷って・・・、今回は稲作前半の総括してみようと思います。


まず、第一の反省点は、5キロのあきたこまちの種籾で、育苗箱400枚ちょうど。つまり、一枚当たり、125グラムです

これは、チョット多すぎました。私は、100グラム程度がちょうどいいと思っています。その原因は播種機にあります。古い播種機なので、うまく調整が出来なかったことにあります。来年の播種に向けてなんとかしなければなりません。


 第二は、代掻きが十分に出来なったことにあります。はっきりいって失敗でした。均平になったと思ったんですが、均平ではなかったんです。

それは田んぼの深いところをトラクターでうまく、コントロールできなかったんです。丁寧にやれば、かえって、深くなる可能性があるのです。ある程度のところで、妥協してこれで、うまく行ってくれ、と祈ったのですが、

代掻きした直後の田んぼと、泥が沈殿しきったときの田んぼの状況が、違ってしまったのです。これは、田んぼの癖をよく読みきらないと難しいのです。特に私の田んぼは・・・・。
(成功した点は、次回アップします。)




<今、職場では ⑤>

業務終了後のミーテング。営農センター資材担当の面々。課長、係長から、資材配達のパートまで総勢20名。


「今日集まっていただいたのは、資材の発注から、お客様への配達までの一連の流れで、いろいろな問題が発生している。その問題点と解決策について忌憚の意見を出していただきたい。」


「今年の冬は、雪で配達が大変であった。配達の遅れでお客様からいろいろな苦情が着たが、それは仕方のない事情があった。それらを振り返りながら、それぞれ意見を出していただきたい」


「配達して、ただ物を倉庫に置いてくるだけではダメだ。配達に来ました、と必ず誰かに声をかけていかないとお客様の印象が悪く、また、「JAの仕事だからな」となってしまう。」



「伝票も、所定のところに置くか、ポストに入れてくるかしないと、お客様が数量を確認できないから、あとで苦情がくるんだ。


「お客様からの返品に注意してくださいよ。農薬の期限切れを平気で返品してくる人もいる。」



「配達にいった場合、どこへ何をもっていったかわからないと、配達先のお客様から『まだ来ない』と電話が来るときがある。そのとき、そのお客様への配達の途中だったりすると・・・」


2枚複写の伝票を一枚『配達中』の状差しに置くとか、そこらの工夫が必要ではないか」


「配達が出来なかった分は、必ず伝票を担当に返還すること。でないと未配達だとわからない」


「予約は資材ごとにいつ頃配達予定か、予定表を張っておいてよ。お客様の問い合わせに答えられないときがある。」



「配達が遅れた場合、お客様がとりにくるときもある。伝票が事前に入力してあれば、それが使えるが、お客様が予約したかどうかわからないときもある。そういう場合の予約単価の設定がイマイチわからない。」


などなど、話し合いは一時間以上にわたった。時給800円前後の作業員やバイト、そしてパートのミーテングである。だれも、自分たちの仕事を良くしたいという熱気が伝わってくる。 


JAの業務は、こうした現場の人の努力の積み重ねにより、収益を計上している。これを忘れてはいけない。この人たちのやる気をいかに引き出すか、これも我々の仕事である。