今日の農作業<代掻き終了>

群生する「姫踊り子草」

今日の農作業
田んぼを均平にするということ

代掻き終了しました。これでひとまずホットしました。

昨日は、代掻きの目的を話しましたが、今日は、もう一つの重要な効用を話します。


それは、田んぼを均平(水平)にするということです。何故、均平にするかといえば、田んぼ全面に水が均等にかかるようにするということです。水というのは、すごい保温効果があります


昼、日光によってあっためられた水は、20度近くになります。夜になると今頃は、霜が降りるくらい低温になります。その低温は稲にとっては大敵です。昼間、温められた水がその低温から、保護してくれるのです。凹凸があって、水がかからないところは、必ず生育が遅れます。外気温と5〜6度も違うことは珍しくありません。


均等にかかるということは、地温水温も平均化するし、そうすれば稲の生育にも差が出ず収量が安定します。


 それともう一つは、雑草対策です。水を張っておけば、雑草を抑える効果があります。田んぼの不同で水が掛からないところがあれば、そこには必ず雑草が生えます。私もこの雑草対策に毎年頭を抱えています。今年も苦労することでしょう。雑草対策については、後日アップします。


以上、この代掻きというのは、稲とその栽培管理にとって、非常に重要な作業なのです。これを手抜きすれば(均平にやらねば)後々、つけが回ってきて、痛い思いをするのです。


写真は夕暮れ時の「姫踊り子草」です



私のLA(ライフアドバイザー)の経験 第4回

「仁義なき闘い」


支店には、LAが5名配属されていました。その5名が、狭い地域を推進するわけですから、必ずといっていいほど、バッテング(鉢合わせ)があります。その経験からーー。


 私が田中さん(仮名)というお客さまを訪問して、共済(保険)保障診断をしていました。要するに、家族の一人一人の保障額が適当かどうか。年をとってからの保障設計が安心かどうか。火災や地震のときの保障は万全かどうかをいろいろ相談を受けていたのです。 


そして、御本人(52歳)と息子の共済を終身共済に転換する契約に成功しました。その話の中で、住宅の保障については、今転換すれば、6年後の満期200万がもらえなくなるから、不利だとして進めませんでした。御本人にもそれを理解して、満期を迎えてから、ということで納得していました。


ところがところがデス。その1週間後、同僚の女性LAがその6年後に満期を迎える住宅の共済を転換契約したのです。
私は、主に旦那と話を進めていました。当然そのことは奥さんも知っていたし、十分理解していたはずです。


その同僚の女性LAは、奥さんに保障がチョット足りないことをいいことに、万が一火災や地震が来れば、大丈夫か、今転換すれば、今後30年間安い掛け金で契約できる・・・・等々を脅し半分、ハッタリ半分で推進したのです。


奥さんは、その言葉に負けて、旦那は「お前の好きにやれば・・」という返答だったそうです。それで、私が「不利だ」と説明した契約を転換してしまったのです。


私は、ここまでやるのか? と唖然としました。その女性LAは不利な点をどこまで説明したかはわかりません。そうまでにして契約を獲得しなければならないのか。それとも、私がまだ、甘いのか・・・・。


「仁義なき闘い」というのは、こういうことかなあ、と痛感しました。