きょうの農作業 <原木椎茸と菌床椎茸2>

hatakeyama10262006-05-08

今日の農作業

原木椎茸と菌床椎茸(2)

 前回の続きですが、原木椎茸と菌床椎茸の見分け方についての補足です。見分けがつかない、と前回はアップしましたが、これは絶対的なものではないのですが、国産の菌床椎茸の場合、大部分が足をカッターやハサミで切り落としているようです。


 手で引きちぎると菌床そのものまでもが、引きちぎられてしまうからです。その点、原木椎茸はほとんどが手で引きちぎりますので、わかりやすいと思います。

 原木の場合、我が家ではほとんどがナラの20年生前後の木を使っています。購入価格は一本250円から300円といったところです。20年前は一本100円でした。


 そして、原木に椎茸菌(正確に言えば「胞子」)を培養した種駒を植菌するわけですが、一本に約20個から25個くらい植えつけます。よく質問されるのですが、知らない人は、植え付けたところから、キノコが生えると勘違いしているようです。それは、大間違いです。植菌したところと、生えるところは全く違います。

 現在、旬の椎茸ですが、我が家では、直径15センチくらいの椎茸を幅3センチくらいにきり、それをフライにして食うのが最高と私は思っています。その歯ごたえは、まさに「キノコステーキ」です。一度御賞味ください、といっても旬の原木椎茸は店頭では、なかなか売っていませんからネ。<ザンネン>


<今職場では③>

わがJAでは、ご多分に漏れず成果主義という賃金体系を実施しています。要するに職員個々の業務実績を査定し、それを翌年度の昇給に連動させるシステムです。その査定項目の中に「部門収益」というのがあり、それが最大の査定ポイントになっています。

 ところが、昨年度の決算で、貸付部門の自己査定で監査機構の指摘で、新たに7000万の引当積み増しが必要となってしまいました。要するにそれを損金として計上しなければならなくなってしまったのです。

この額はもろに決算に影響しました。つまり、7000万の収益減なので、それをどこに割り振るかということです。


その積み増しは、現在の担当者の責任ではなく、10年前、20年前の仕事ですから、それに、田んぼの評価損も大きく影響しているので、個々の支店のマイナス成果とは計上しにくいのです。


 それを、経営者側は、先の団体交渉で「すべてとはいかないが、各支店にマイナスの実績として割り振るしかない・・・」とのことでした。各支店ではたまったものではありません。実績を上げても、たまたま支店に配属されただけで、マイナス成果として査定されるのですから。


 成果主義」そのものが、チームとして業務に当たるJAにはなじまないことは、先刻承知なはずすが、こういうところにも矛盾が発露しています。