きょうの農作業<除草剤> /「連合会」という組織①

hatakeyama10262006-05-10

今日の農作業

除草剤を散布しました

5/7に除草剤を田んぼに散布しました。エリジャンという乳剤ですが・・・。ところが、その次の日、朝、目が覚めると、東北でいう強いヤマセです。おかげで、田んぼに張った水が揺られ、かき混ぜられ、恐らくエリジャンの除草効果は半減するでしょう

除草剤は、御承知のとおり、散布してから、水深を3〜4センチに数日保ち、土の表層に幕をつくり、その幕が発生する雑草の芽を害し、抑草すると言われています。この強い風のおかげで、土の表層にきれいな幕が出来ないでしょう。本当に参りました。今年も雑草との闘いが困難を極めそうです。

<写真は5/6、北秋田市鷹巣中央公園のサクラです。川面に写ったサクラはまだ、満開でした。>

<「連合会」という組織①>

 JAが広域合併し、規模が拡大しました。それは、今までの「系統三段階」を二段階に合理化するという全中の構想ですが、それが現場に混乱をもたらしています。

それを混乱と認識するか、どうかはいろいろな見解がありますが、現場の職員は戸惑っていることには間違いありません。
 

JA単位で言えば、「広域合併」ですが、系統全体を見れば「組織再編」という認識になります。要するに、今まであった、県連合会(経済連、県共済連、中央会、信連等)がなくなってしまう、ということです。 

「押し付け経済連に割当て共済連、お布施の中央会に何も信連」というざれ歌がありました。経済連は押し付けの押売り、共済連は推進の割当て、中央会は賦課金だから「お布施、信連は伝票一枚ですべて処理だから何もしないとのこと。今の若い人は、わからないと思いますが・・・・


彼らがしていた仕事というのは、大雑把にいって「県域機能」といわれるものです。県内全体を見回して、調整する機能のことです。無くなってしまうなら、彼らがやっていた仕事はどうなったのでしょうか。

JA一般職員の会話から・・・・

「共済連のLA研修は単なる一般的な話法とか、推進テクニックと知識だけ。現場での具体的な方法は何一つない。」


「そりゃ当然だよ。彼らは実際の推進なんかこれっぽちもしていないんだから。」

単協で、20億も30億も挙げた人が、共済連に出向し、LAトレーナーなんかすればいいのに、どうしてなれないの」


「民間じゃ、現場で実績を挙げた人が、どんどん出世して行って、その人たちが指導者になるから、非常に詳しく、リアルな指導ができる。だから、実績も上がるんだ。それに比べてJAは・・・・」


「共済連って必要? 共済連の仕事って単協でも出来るんじゃない」「だから、共済連はいまは、全共連に吸収されてしまったんだ。」

「だけども、単協の尻たたきが必要だから、県域機能が少々残ったという感じかな〜」


「よく、共済連の職員が、尻たたきに来るけれど、彼らは、我々が獲得した契約によって給料がもらえている。それでいて、給料が高い。ボーナスも多い。本当に頭にくる」


「それは、JA職員皆そう思っているんじゃない。口に出しては言わないけど・・・」

昔、飲み屋で偶然共済連の職員にあって、共済連の職員が注ぎに来たんだ、そしたら、よった勢いもあったけど、だれも杯を出さない、おまけに誰かが、おまえら、誰のおかげで酒を飲めると思っているんだ、と・・・。そしたら、共済連の職員は青ざめて帰ってしまった・・・」

「ナンセ、今年の企業の所得番付は全国で7位だからなあ〜〜。嫌味の一つや二ついいたくなるよなあ〜。」