<椎茸雑記・・・ふるさと体験ツアーの「椎茸酒」・・・>

hatakeyama10262011-05-31

<椎茸雑記・・・ふるさと体験ツアーの「椎茸酒」・・・> 


アップするのが遅くなったが、今年も2月に「ふるさと体験ツアー」があった


都会人定年退職後自らのふるさとに回帰したいという人たちを募って、体験のツアーを行うものである。昨年もあったが今年も行われ、2月の厳寒の中、私の椎茸ハウスを10数名が訪れ、椎茸狩りを体験した。

椎茸狩りといっても大したことはなく、こんな田舎でも都会の人がみる、食べることができない素晴らしいものを作っていますよ・・・とPRを兼ねての催しものだと私は思っている。


 この際だから、私の原木椎茸のPRも兼ねて協力した。準備したのは、115号のジャンボ椎茸の炭焼きである。バーベキューセットに木炭で火を興し焼いて食べさせる。


シンプルイズベストでこれが一番おいしい。予想通り食べた人は皆初めての味だから、おいしい、おいしいの連発である。私としてもうれしい。


 そして、その夜は参加者との交流会。そこで思いがけないものが出てきた。写真の椎茸酒である。ジャンボ椎茸の一番の良いところを強火で焼いて、それに熱燗をいれて何分か待つ。

いわゆる「骨酒」(?)か。私も何回か試したことはあるが、今回のは特別にうまい。ダシと香りと熱燗と・・・・何とも言えない微妙に調和している。これはひと目みると簡単なように見えるが簡単じゃないらしい。


まず、椎茸がよくなくちゃいけない。焼き加減も強火で焼き焦げができるくらい・・・そして、お酒も結構熱燗にする、そうしないとダシが出てこない・・・これは、70歳くらいのMさんが作ったものである。
 

後でこの作り方をMさんに聞いたが、話だけではわからなかった。実際にやってみないと何ともわからない。


 私も椎茸にかかわって数十年になるがこんなおいしい椎茸酒を味わったことはない。何としても作り方をマスターしないとと思いながら、飲みすぎてしまった。