<農業問題・・・集落営農(三)・・・>

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<農業問題・・・集落営農(三)・・・> 


集落営農についてはその後2回集まった。役場や農協の担当者にも来てもらってあらゆる角度から検討した。


大豆を中心とした作業受託面積がどれくらい集まるか。その前提となる集落の田んぼの面積、減反目標面積、加工米の面積等々資料をみて議論した。そして、転作のとも補償だけの方法では何のメリットもない結論になった


つまり、大豆の作業受託面積をどれだけ作れるかがポイントである、ということになった。


 4人の意見は食い違った。私はやってみなければわからない、一歩一歩前進するつもりで、受託面積をかき集めよう、と提案した。しかし、かき集めても作業機械はどうするのか、刈り取りはJAに委託するにしても、播種機や中耕ローターは買うのか借りるのか、借りるにしても当てはあるのか、それに10a当りの契約金額をどうするのか,
とも補償金額の設定は・・・・課題は山積している。


 結果的には、今年は見送るということになった。集落内での議論が深まっていない、ということが一番の原因であった。


いくら我々が言い出しても、集落内でそのことに対するニーズが無ければ成功はしない。その話し合いが深まっていなく、この4人だけでの話では無理がある、ということである。


しかしながら、将来的には何人かの中心的メンバーでこの地域の水田農業を担って集落営農的な発想しなければ、この地域は持ってはいかない、ということではみな一致した。
 

私としては残念であった。しかし、あせることはないことも確かである。近くでは補助金目当てで結構作られているが集落の中にニーズが無ければ、皆失敗している。そのあとは、ギクシャクした人間関係だけが残る。


そんなことを考えれば、時間をかけるのは現段階ではベストかもしれない。これを機会に広範な議論を巻き起こしていかなければならない。