<椎茸雑記・・・椎茸デビュー・・・>

極上の椎茸セット

<椎茸雑記・・・椎茸デビュー・・・>


毎週一回秋田市に納品のために行く。現在のところ一か所だけであるので、非効率である。それで、旧知の友人や職場、事務所によって原木椎茸を売り込む。


一番のお得意様は、農協時代労働組合活動をした関係で、農協労事務所の職員である。毎回毎回購入してくれる。

そこには3名の職員がいるのであるが、その中のFさん、先だって訪問したら彼女一人であったので、いろいろ話しこんだ。そしたら、「私ね。今まで椎茸は食べられなかったの。ハンバーグなどに椎茸が入っていたら、わざわざ取り除いて食べたんだよ。それがね。畠山さんの椎茸を食べたら、食べられるようになったの。私、畠山さんの椎茸で『椎茸デビュー』したんだよ」


ナントナント・・・うれしいことを言ってくれる。通常は「食べたらおいしかったよ」とか「身が厚くてとてもダシが出る」などとのおほめの言葉をいただくのだが、「椎茸デビュー」とはこれほどうれしいことはない。


「この話をブログに紹介してもいい」と聞いたら「いいよ」って・・・・その日はもうルンルン気分。


その隣の部屋は労働金庫の支店である。そこの支店長とは20年来の友人なので彼にも声をかけて売り込みに手伝ってもらう。


 彼とは農協時代、特産の贈答用のメロンを市価の半値くらいで融通したことが数回あり喜ばれていた。労金には女性職員がターゲットである。ここでも評判がよい。

二階には農民組合の事務所があって、そこの女性事務員が私のキノコのファンなのである。彼女は「マシュマロみたいに柔らかい・・・」といってくれた。そして「今晩の夕食が楽しみだ」とも。

「叔母さんにもおすそ分けしたいから」と数個買ってくれるのである。おまけに隣の事務所にも紹介してくれる。

本当にありがたい、というしかない。