<椎茸雑記・・・ABSラジオに出演(一)・・・>

贈答用の化粧箱です

<椎茸雑記・・・ABSラジオに出演(一)・・・> 


椎茸の生産は最盛期になってきた。中低温品種の「240」はほぼ終了し、低温品種の「115」が最盛期を迎えてきた。この「115」は通称ジャンボ椎茸と言われ、それも無加温のハウスの中で生長する。

1センチぐらいの芽が出てから、6〜7センチくらいの収穫時期まで30日程度かかるのである。それだけ、低温の中じっくり生長する。それがあって、高級な椎茸となる。


何が高級なのか・・・それは、通称通り大きい。通常で6〜7センチだが、大きくなると10センチを超える。重さも70〜80gと大きくそして超肉厚となる。


それに、いわゆる「寒じめ」栽培なので、甘みが他の椎茸に比べ物にならないくらい多い。焼いて食べればすぐわかる。


 この品種は県内では数人しか栽培していない。そしてそれを生椎茸として流通させているのは2〜3人程度である。だから、売るためにはこの品種のよさを理解してもらわないとだめなのである。つまり、宣伝である。


 そのために、県内のラジオで宣伝できないかと秋田放送(ABS)ラジオにメールした。「厳寒のハウスの中ですこぶる大きい、そして身が厚くおいしい椎茸がすくすく成長しています。一度紹介していただけませんか・・・・」こんな感じでメールした。


そして、数日したら、携帯に「ABSラジオですが、メールの件、取材したいのですが・・・・」と反応は早かった。そして、何と「明日伺いたいので都合つきますか・・・」と。あまりにも早すぎる。


しかし、この機会を逃がす手はない。「どうぞ、歓迎します」と返事した。13時30分ころの放送なので一時間前には尋ねるとのこと。早速準備にかかった。


 放送といっても、ラジオカーが来て、そこからの中継だから大がかりな設備というもはなく、無線機とマイク一本というイメージだという。じゃ、どんな演出しようかと考えた。


考えることもないのだが、「シンプルisベスト」でバーベキューセットで生椎茸の炭焼きしようと思った。これが一番おいしい食べ方だからである。(続く)