<椎茸作業・・・椎茸祭り(二)・・・>

松林での宴会は盛上がった

<椎茸作業・・・椎茸祭り(二)・・・>


天気も上々で青空の松林の中でのバーベキューは盛上がった。農協時代の友達、地域興しグループ、ユニオンの仲間、それに鶴岡からもきた。


先にアップした椎茸作業を指導しにいったところのグループである。彼らは、私のホダ場見学もかねて、近くの温泉施設に一泊して椎茸祭りに参加したのである。


中国人を妻にした夫婦も来てその話でも結構盛上がった。ギターでミニコンサートをする人もいた。子供たちのもぎ取り体験も面白かった。


原木に茸が生えているのはみたことがない様子。いちいち、母親に「この茸とっていい」と尋ね、母親は「いいよ」「だめよ」と返事をする。この会話が可愛い。こどもたちは採った茸をじろじろ見ながら、「これどうやって食べるの」「おいしいの」などなどと次から次へと質問。それに答える母親・・・・こんな感じで見ている方が楽しかった。11時からはじまった椎茸祭りは、3時過ぎてようやく終わりをむかえた。


いづれにしてもこの30人を私一人で対応することには物理的に無理があった。前述したように家族は反対なので誰も手伝いには来ないし、私も見栄を張って誰も来るなといってあった。地域興しの仲間にはこの企画はいいと評価をもらったし、来年もやるなら手伝ってもよいといわれた。実際、もっと集めれば集まっていた。


この日は日曜日だったので農家にとっては稲の種まき日和であったため、農家の人はほとんど来なかった。それに、このような椎茸祭りという企画は県内では聞いたことがない。また、もぎ取りが体験できるようなホダ場もほぼないといって良い。


そういう意味では私にしかできないといっても過言ではない。イチゴの摘み取り体験やブドウやさくらんぼの収穫体験などは聞いたことはあるが、原木椎茸の収穫体験は聞かない。


それと今回の収穫体験は、収穫した椎茸をそのまま販売するのではなくて、その一部をお土産にするという企画だった。収穫した椎茸をキロ00円で販売する、ということにすればよかった。要するに自分が購入する椎茸をもぎ取るのである。


勝手な収穫だと滅茶苦茶に収穫される可能性があるからである。それでも今回は収穫対象のホダ木は少なかったので何とかなったが、来年はこの3倍以上になるから、収穫量を限定しないとその処理に困ることになる。


そんなわけで無事椎茸祭りは終わった。いろいろな反省のをつみ重ねて、来年は今年以上に盛況にしたい。夢は又一つ広がった。