<今、職場では・・・・労基署の査察(二)・・・>

最盛期のモミジです


<今、職場では・・・・労基署の査察(二)・・・>

 しかし、上司が見たのは、タイムカードと労働時間の実績表だけであった。タイムカードの就業時間のほとんどは「手書き」である。だから、意味をなさない。


LAは夜が「本番」だから、推進すればそのまま帰宅となる。事務所に戻ればタイムカードで打刻できるがだれも寄らない。寄っても鍵がかかっている。それを良いことに残業はないことになっている。


 しかし、日報への記載はそうならない。具体的に何時から、何時まで推進した事実を記載している。つまり、表向きのタイムカードと実際業務をした報告の日報とは違うのである。誰かがそれを「2重帳簿」と言った。そのとおりである。


 その日報を点検されていない。日報の時間とタイムカードの労働時間との整合性がないのは明らかだと言うのに。


本店総務からの指示なのか、その上司の考えなのか・・・・つまり、若干のサービス残業をして、それを是正した・・・と言うだけでお茶を濁そうとしているのではないか


サービス残業コンプラ違反である。毎年のように違反が摘発されて、それでも平気な顔している・・・・。これでは、職員は不祥事防止には本気にはならない。これが体質と言われればその通りである。


あるLAとそのことで話した。
「私も相当に時間残業しているが、ほとんど捨てている。毎日19時前に終わることはない。残業を上げられる雰囲気ではない。あなたのように私は強くないから・・・・」といって、わざわざ持ってきた自らの日報を見せてもらった。


きめ細かに書かれている。上司の検印は鮮やかに押されている。これを見れば、サービス残業は一目瞭然である。

08年年末要求では、そのことも追求しようと思っている。