<ブログ雑記・・・睡眠時無呼吸症候群(2)・・・>

庭の百日紅です

<ブログ雑記・・・睡眠時無呼吸症候群(2)・・・>


 器械は、左手の人差し指に電極のついたサックをはめ、それが抜けないようにバンソウコとめ、左腕に巻きつけた記録計にコードを繋いだ。


左手の動きがちょっと不自由なだけで無理な検査とはいえない。寝る前にそれをつけて、布団にはいったらそのまま夢の世界に突入し、朝まで何事もなかったように・・・・


 朝になって、その器械ごと医院においてきて医院からの連絡待ちとなった。数日してから、院長から連絡があり記録の解析が出来たからいつでもいいとのことだった。


 結果は予想したとおり、就寝中、完全に呼吸が止まったのは68回。泊まりそうになったのも含めると108回との事で、完全な「睡眠時無呼吸症候群」と診断された


それも「重症」のレベルと忠告された。自分では68回も止まったという意識は全くない。院長からは、それが高血圧や糖尿、高脂血症・・・・などなど原因になるのでほってはおかれないとの事・・・・。そういわれれば、私もそうですかとうなづくしかない。


 ヤバイなあ〜とおもった。金もかかるだろうし、時間も。かといって放っておくわけにもいかない・・・・。居直って、先生に全部お願いします・・・・ということになった。


 次の段階というとこれまた大変。CPAP療法といって睡眠中マスクをつけてソコに空気を送り込んで気道が封鎖されるのを防ぐのである。その前段として、このCPAP療法が適性に出来るかどうかを試験、検査しなければならない。


どういうことかというと、その医院に一晩止まりこんで、脳波や眼球の動き、イビキの程度、呼吸回数などを具体的には、頭、胸、足などの20本近い電極をあてのりで接着し、口にはマスクをはめて・・・・通常ではこれでは寝られない、状態で検査するのである。


 検査当日となった。18時まで医院に行って・・・その前に夕食も風呂もすべて済ましておかなければならない。


医院に入ると看護師が二人待ち構えていて、早速マニュアルを見ながら、私の体へ電極の設置となった若い女性が二人で体のあっちこっちが触られる・・・まんざら、悪い気はしない、最後のマスクをつけて、先生もきてセンサーがちゃんと動くか試験をした。


そして、デンキを消して検査に入った。その時刻はなんと19時半、通常は11時過ぎにしか寝ない。それが、20時前に寝て夜中に起きて寝られなくなりはしないか・・・おまけに喉も渇く、おしっこも出る、寝返りも打つ・・・人体実験のような格好で・・・・。


もうこうなったら、なるようにしかならない。まな「板の鯉」である。朝の6時までの一晩のガマンである。


ところが、医院の院長も寝ないで検査に立ち会うというのである。一晩中検査機器とのにらめっことのこと。当然、仮眠時間はあるとは聞いたが、それとてせいぜい3〜4時間、次の日の心療に差し支えることは間違いない。これで、検査料として、前払いで1万円取られた・・・・。