<ブログ雑記・・・睡眠時無呼吸症候群(1)・・・>

前日と同じ小菊です

<ブログ雑記・・・睡眠時無呼吸症候群(1)・・・>


 私が、イビキをかくようになったのは30代に入ってからだと思う。職場の一泊の旅行で飲んだ後、雑魚寝。総勢10数名。朝になると誰の寝相がどうだった、イビキがどうの歯軋りがどうのこうのと、盛んに話の種とする。


 そのイビキの「部門」で私がランクインしてしまった。本人は全然わからない・・・。
 飲まないとなんということはないのだが、職場の研修や、部会関係の反省会など宿泊が伴う場合、私は皆に「要注意」マークをつけられてしまった。


 そして、その「要注意」マーク者だけが同じ部屋に押し込められる破目になってしまった。その中でも横綱大関かというところにランク付けされてしまったからたまらない。


 そんなこともあって、20年くらい前、大学病院で検査を受けた。血中の酸素の濃度や呼吸回数、脳波などを一泊で測定した。そして、「睡眠時無呼吸症候群」という診断が出た。一晩に60回程度呼吸が止まっているとのこと。


 止まっている時間は最長で40秒くらいであることなどが告げられた。治療には手術も必要で、半月ほどかかり経費も15万程度とのことであった。今みたいに「睡眠時無呼吸症候群」が話題に上っていたわけではないので、そんなには真剣に考えなかった。


 また、30代で仕事をそんなに休めるわけがなかった。15万円ももったいなかった。
 ところが、最近になって車を運転していて、眠気が出るようになってきた。それが、午後の一番眠たいときだけだけでなく、午前中にも出るようになった。


 それも通常は眠たくなるということは自分でも自覚できていたんだが、最近は自覚しないままごく自然な形でウトウトするようになった。これは、ヤバイとおもった。


 そして、専門医に見てもらった。この専門医は、専門医といっても開業してまだ日が浅く、看板には「睡眠時無呼吸症候群」の文字はでっかく書いてあったが、年代も30代、看護師2人に事務員が2名という構成で、患者も多くはない。


 私がはじめて行った時は、待ち時間は数分である。大きな総合病院で何時間も待たされるよりはずっといい。


 「睡眠時無呼吸症候群」はネットで調べると大体の診察基準、判定基準、それに治療基準がのっている。ただわからないのは、自分の症状の重さである。軽症〜重症まであるが、どの部類にはいり、どのような治療が必要かは検査してみないとわからない。



 幸いにしてこの医院は来客者が少ないせいもあり、懇切丁寧に説明してくれる。若いだけあって、PCも完全に使いこなしていた。ちなみに機種は私と同じデルであった。


 こちらとしては、事前に調べてあるので、早く検査方法とその日程を提示して欲しかったが、今はやりの「トレーサビリティー」という奴があり、ひと通りの説明の個人情報についての承諾が必要だとのこと。


 30分くらいかかり、こんなに時間かけてこの医院は再三取れるのかなあ・・・と思ったしだいである。しかし、真面目で説明もしっかりしている。


とりあえず、就寝中、呼吸回数と脈拍、血管中の酸素濃度を測る簡易型測定器が渡され、それをつけて一晩過ごし、その結果を見ることとした(続く)