<今、職場では・・・・不祥事発覚(四)・・・・>

hatakeyama10262008-08-20

<今、職場では・・・・不祥事発覚(四)・・・・>

次ぎに「2」についてである。
「職場離脱制度」はついこの前から本格的になった。今までは支店の窓口のみ支店間交流して、お茶を濁していた。今年から、全職員を対象にするという。


そのおかげ(?)で私も一週間「休暇」となった。職場離脱の要項には「有給休暇」とある。経営の都合での休暇がどうして有給休暇になるのか。労基法違反の疑いがある。


コンプライアンス違反を是正するために、労基法違反をする、こんなことあってもいいのか。それに、職場離脱は1ヶ月前に通知するとなっている。しかし、通知されたのは、離脱の数日前・・・・やる気があるのかが問われる。



また、相互チェック体制を確立するには、職場での日常的なコミュニケーションが不可欠である。隣の人が何をしているかがわからないでは話しにならない。ひとつの業務を複数の人員で行なうという慣習を作ることが、相互チェック体制を確立することになる。不祥事に最も気がつきやすいのは同僚だからである。


次ぎに「3」である。
適格性に問題があるとの判断は、誰がするのかである。直属の上司だとすれば、そう簡単に出来るはずがない。異動されれば、困るのはその上司だからである。ヘタに配置換えされると自らが一番困る。なんせ、人がいないからである


「5」についてである。
職場討議等を行なうこと」・・・このことは労組から前にも提言したことがある。何ら返事もなかった。現場の職員の話を聞くという姿勢が、ここ数年全くない。職場討議が行なわれれば、出てくるのは不満ばっかりである。給与は安い、仕事は忙しい。数字は求められている・・・査定には疑問がある。などなど・・・・


常務も言っていた。十分な給料は支払ってはいないが頑張れば、よくなっていく・・・と。自らが目いっぱい高い給与をもらって、職員にはガマンさせる。サービス残業はさせる・・・・こんなシステムで不祥事がなくなると思っているのか


最後に、当日の講師は言っていた。「不祥事をしている職員は朝早くから、夜遅くまで一生懸命仕事をしている・・・」まるで、経営者が求めている職員像ではないか。


写真は、この夏、秋田県三種町で行なわれた砂像コンテストの砂像の影に沈む夕陽です