<今、職場では・・・学童野球大会・・・>

ツバメが軒下に巣をつくり子育て中です

<今、職場では・・・学童野球大会・・・>


 農協が合併10周年を迎えた。その記念事業として様々な提案がなされ、農協管内の学童野球大会もそのうちのひとつに上げられた。


 学童野球大会自体はすでに4年近くにわたって行なわれてきているのだが、その大会に「10周年記念」という冠を付けただけなのだが・・・・


 学童といえば小学生である。我々の時代はそんな小学生による「部活」、現在に至っては学校の関与は極力少なくして、地区が中心のスポーツ少年団的なものになっているらしい。そんな可愛らしいと言えば失礼かもしれないが、軟式野球の試合である。


 私も中学時代は、野球少年であった。学校の授業より野球の部活が中学生活の中心であった。その中でたくさんの友達も出来、今も付き合っている仲間は少なくない。


 そういう事情もあって、選手全員が入場して整列している姿を見てこみ上げるものがあった。自分でもわからない。哀愁であろうか・・・・自らの昔の姿と重なり合ったのには違いないが、それだけ年をとったということか。何しろ40年近くになるのであるから・・・。



 学童野球はそれ自体はおせいじにも上手いとはいえない。しかし、一生懸命である。監督に叱られても大きな声で返事をする。私たちもそうであった。



 当日は、球場が遠いため、朝の7時前の出勤である。それも土曜日の休日に、である。これについて残業を上げると間違いなく上司から、文句が来る。これは業務命令だから来てもいいのだが、


こんな半ば、ボランテア的なものまで文句を言われては、職場がギシギシしてしかたない。それでもギシギシしているというのに・・・・。恐らく、上から言われているのをそのまま、オウム返しなんだろうけど・・・・「ポチ」だからしかたないといえばしかたないのだが・・・ 


そんなことはさておいても、真夏の太陽は厳しかった。遠慮なく日焼けさせられた。しかしながら、小学生たちの元気な声が、エラーしてもめげないいちずな姿勢が、久しぶりに乾いた気持ちに潤いを与えてくれた。 


一服の清涼感というのはこのことか。span>