<今、職場では・・・LAの残業手当・・・>

雲海の白神山地です

<今、職場では・・・LAの残業手当・・・>


 職場に出勤したら、「チョット、来てくれ・・・」
 上司二人に、小部屋に呼ばれた・・・・。さては、なんかあったな、と直感した。和室で向かい合って3人。


 「あなたは、LAで残業を請求している。LAで残業を請求しているはこの農協でも、県内でもあなただけである・・・」


 「それが、どうしたというのか?」


 「あなただけだと困る・・・・これは正常なことではない・・・・・」


 「残業すれば、残業手当を請求するのは当たり前じゃないですか。あなた方もそれは認めている・・・さては、昨日、上司から呼ばれてこの件について言われたのか? 」


 実は、昨日常勤がきて、その二人が呼ばれて、一時間程度密室での協議があった。支店の関係者はなんだろう、急な人事異動でもあるのか・・・と勘ぐりもあった。


 「まあ、そんなもんだ・・・・。あなたには、推進で残業したら、翌日でもいいからその分代休で処理するよう話してある。何故、そのようにしないのか。」

 「この職場では、一年間の変形労働時間制を敷いている。職員の勤務シフトは一ヶ月前にその職員に提示しなければならないことになっている。そんなことはしていない。翌日代休を取れ、なんてそんな指示だか、命令だかは無効なのだ。労基法違反だということだ。変形労働時間制ではそんな代休はない。そのことはわかっているか」


 「そんなことわからない」

 「わからないなら、総務に聞いてみろ。私は、ただコンプライアンスを守っているだけだ。あなた方は、それを違反させようとしている。サービス残業が違反なのはわかっているだろう。」


 「いずれにしても、あなたの残業は異常で認められない。」

 「認められないなら、手当を支払わなければいいだろう。残業かどうかはあなたが決めるのではなくて、労基署が判断すればいいことだから・・・」 


「何とかならないか・・・」 


「何とかならないか・・・といわれても、この問題はLA全体の問題だ。そして農協全体のコンプライアンスの問題だ。あなたと話し合ってもラチがあく問題ではない。いま、消費期限を偽造した企業がマスコミでさんざん叩かれている。サービス残業を黙認、いや強要する農協は企業としての存在価値が問われるんじゃないか・・・・そのことをあなた達は理解しているのか・・・」


 「そんなことをいわれても、上の方の指示だから、上の方で責任を取るのじゃないか・・・」


 コンプライアンス違反を強要しようとしている、あなたには、責任はないということか。」 


「そんなことを言われても・・・・」


 こんなやり取りが、30分近く続いた。確かに、県内でLAで残業を上げているのは私だけだろう。そのことで、サービス残業を強要するのだと思う。何れはこのような攻撃は来ると思っていた。


それを常勤からくるのではなくて、直属の上司にやらせる・・・。このやり方・・・・経営者の資格はあるのか。