<今職場では・・・「毒入り人参」・・・・>

咲き始めたと思った梅がもうこんなに大

<今職場では・・・「毒入り人参」・・・・>

 ある重要な会議が夜にあった。部長も課長も私用で参加できなかった。その部下が参加を命じられた・・・。しかし、その部下も用事があって執拗に断ったが、上司の「命令」で参加せざるを得なかった。



 しかし、条件をつけた。「今度の査定は一ランク上げてくれ・・・」と。本当に一ランク上になったかどうかは知るよしもないが、こんなやり方もある。


 LAが共済の実績を売っている?・・・。
 我農協は、一般職員の共済目標は1000万円から3000万円である。それが達成できなければ、年額にして20万円も収入が減ることは普通のことである。



「共済3000万円で10万・・・」、そんな高い買い物ではない。一方、LAにしてみれば、目標の80%以上行かなければ、Dランク(?)80%はほぼ8億、LA一年生や二年生にとっては相当キツイ数字である。


つまり、5億の実績であろうが、6億の実績であろうが体制に影響はない。「共済3000万円で10万・・・」で稼いだ方がいいという
こんなことって、あるの???


おれ、今年お茶5キロ自爆しちゃって・・・・渉外のお前だったらまだ裁けるんじゃない。安くするからさばいてよ」
「わかった。それでいくらにする。半額にしろよ。おれが全部さばいてやるから」
「ついでに、昨年の分もそれ以上に安くするから、頼むよ・・・」
「えっ!!・・・・」

職員の鼻っ面に人参をぶら下げて、尻を叩いて実績を上げさせようとする「成果主義」が金のためなら、モラルに反する「取引」もいとわない。金のためなら手段を問わない・・・という職員を作り出しているという。

「人参」は確かに欲しい。それが毒入りでもである。そんな職場風土が出来つつある。それを奨励するシステムがあるからである。