<今日の農作業・・・みんなは田植・・・>

男鹿でのオオサクラソウの群落です

<今日の農作業・・・みんなは田植・・・> 


御存知の通り、私は今年すべて減反・・・。だから、何もすることはない。


知人に減反田圃を貸して、そこで大豆を作ってもらう。その田圃からの収穫物はすべて彼に帰属する。私には、彼から10a当たり22000円補償される。それに国からの助成金として同じく16000円。減反の肩代わり(とも補償金)代金として、配分面積を上回っての減反分について同じく30,000円の補償がある。


 それで、大体の計算で10a当たり5万円の勘定となる。取らぬ狸の皮勘定、とはこのことか・・・・この計算で行けば、田圃で10俵取るより収益は多くなる・・・
今年はおまけに「地域水田農業活性化緊急対策」があり、このほかに合計で80万円ほど助成される。


これには、いろいろ問題はある。「国の農政をそのまま受け入れるのか」「減反して復田するのは大変だぞ・・・」「知人が5年間も作ってくれるのか・・・」「猫の目農政だからすぐ変わるんじゃないか・・・」


様々な意見が友人等からあった。しかし、兼業農家の私としては、「背に腹は代えられない」というところか。「地域水田農業活性化緊急対策」は五年間である。五年後の私が果たして復田するかも今はわからない。勧奨がつくので退職しているかもしれない


みんな一生懸命田植をしている。今週から来週にかけてが山場である。今日は最高気温が17度。田植にはチョット寒い。最近は田植の後の低温による「代枯れ」減少は見えなくなったが、油断は禁物である。


年の私にとっては関係ないことであるが、気になる。そして、やはり寂しさはある。