<温泉巡り・・・乳頭温泉妙ノ湯・・・>

妙の湯の温泉風呂です

<温泉巡り・・・乳頭温泉妙ノ湯・・・>

 農作業がないと何にもすることがない。昨年までとは打って変わって遊べる日がウンとある。


昔からの趣味の温泉巡り、かかる費用は油代程度だから、おパチンコなどよりずっと安い。



 今回は、前から行きたかった乳頭温泉妙の湯をターゲットにした。この温泉は、7つある乳頭温泉郷の中でそんなに目立った存在ではない。


20年近く前入ったことはあるが、その当時と今とでは、経営者も変り、そのコンセプトも変ったと聞いていた。だから、興味があった。


 さすがに変っていた。全く変わっていたといっていい。
まず、コンセプトは「癒し」である。湯治場ではない。今流行の特に若い女性層を中心に狙ったものと考える。


建物の外観は白黒で統一してすごくシンプルである。旅館の中に入れば、小奇麗で木造のよさを十二分に発揮し、癒しの効果も発揮させている。


 温泉もそのネーミング。「金の湯」「銀の湯」それぞれ男女別の内湯と混浴、それに貸切風呂・・・・。風呂からの展望・・・・。その構成は入浴客を十二分に満足させるものがある。
 休憩所の小道具もコンセプト通り・・・。言うことはない。


 つまり、コンセプト通りの今流行の温泉旅館といって間違いない。そして、来客もきっと喜ぶであろう・・・。それはそれでいい。しっかりとした経営理念である。


 しかし、しかし・・・。あら捜しのようであるが、泊り客を主体とした経営体系はそれでいいと思うが、日帰り客をもっと「優遇」して欲しい。

10時半から14時半までの日帰り入浴時間はあまりにもせっかち、といえないか。日帰り客がいずれはリピーターとして宿泊客につながるということを考えれば・・・・。


それから、私のわがままではあるが、温泉本来のそして、湯そのものの特徴を生かして欲しい・・・・。それは、商売っ気なしで・・・。


都会で24時間の闘いから、解放されたい戦士にとって、癒しを求める場としては最高だろう。それは、間違いない。