<今、職場では・・・昼休みは拘束時間?・・・>

hatakeyama10262008-04-26

<今、職場では・・・昼休みは拘束時間?・・・> 

LAの今年の目標や推進方針を決める全体集会。
初任者の私はゆっくり静観しようと望んだ。


 LAの現状には、ここだけではなく、全国的にも様々な問題がある。

ひとつは残業の問題。夜間推進は必要不可欠であるが、これに対しての残業がほとんどついていない。LAそのものが請求しないのと、上司が請求させない場合がある。


二つにはそれに関連して、「偽フレックスタイム」が横行していること。フレックスタイムがどういう制度か、ということを正確に理解しないで、残業代を減らすための手段としか考えられていないためである。


三つには目標の設定も問題である。いわゆる目標管理というこのだが、これが実質ノルマ化して査定の対象となっていること。このほかにも様々ある。

 全国的に労組としても、これらの問題を避けて通っているように見受けられる。


 話は前に戻すが、この会議で組合長の話が伝えられた。「LAで昼休みに自らの業務用車で自宅に昼食を取りに行っているものがいる・・・」(我JAでは営業職員全員に車一台が割当てられている・・・)と。


 どういう意味かということになった。


第一に昼休みをどう考えるか、ということである。通常どこの農協でもおおよそ一時間の昼休みがある。

その昼休みに職場を離れて自宅に帰ることが問題なのである、というとらえ方。その主張には昼休みは自由に使えない、職場を離れるのは問題なのだ、という考え方がある。その席で常務は「昼休みは拘束時間なのだ」と明言した。


私はあたりを見回した。こんな暴論がまかり通るのかと、誰か反論する人はいないのか・・・・と。誰もいそうもない。


しかたなく「常務それは違います。昼休みは拘束時間ではありません。」


常務も私の存在を無視することは出来なく、それでも常日頃の「ライバル・・・」一目置かざるを得ない存在となっている。常務だけではなく、他のLAも私を直視する。


続けざまに「昼休みが非拘束時間なのは常識ですよ。疑問があったら、労基署に確認してください」

常務「・・・・後で確認する」


第二には、昼休みが拘束時間でないなら、私的な「昼食」という理由で業務者を使うことは、おかしいのではないかという考えである。それはその通りであるが、しかし、LAの場合、業務の途中で昼食を取る場合が結構ある。その場合は「私的」ではない。その使い分けをどうするかということである。


何でこんな細かいところまで文句を言うのか、経営者はもっと太っ腹でもいいのではないか」


逆に職員が業務のために個人車をどれくらい使っているかを知っているか・・・」


LAが昼休みも無く苦労して営業をしているのかわかっているのか・・・


会議終了後、憤懣やるとこのないLAたちの文句は尽きることが無かった。span>