<今、職場では・・・LA研修・・その二・・・>

大潟村熱帯植物園にて、40年に一度開

<今、職場では・・・LA研修・・その二・・・> 


LAと言えば、「業界人」にとっては「最悪の――」「どうして私が・・・・」となる。


講師もそれは心得たもので、「LAの内示があったとき、頭の中が真っ白になった人は手を上げてください」と質問。手を挙げた人は少なかったが、「今更手をあげてもどうにもなるもんじゃない」と言う気持ちが、挙手をためらった、と言えば言いすぎか。



 初めての人は、不安であることは間違いない。「営業職」であること、「目標」という数字に縛られプレッシャーから逃れられないこと。そんなことからして、LAは特別視されている。


私の場合、4年前に「体験」しているので、「初心者」としての不安はない。かえって、時間的に自由になることから、「野犬を放し飼いにするようなものだ」といったある労組幹部が言った。審査課では自由になるはずはなかった。


 与えられた目標はノルマと同義。ノルマが達成できなければ、給料が下がる。業績給がマイナスされるのである。月額で3万円も下がった人がいた。私の場合、やるだけやるしかない。結果にたいしては謙虚になるしかない。


そして、目標がプレッシャーになるかどうかは自らでマインドコントロールするしかない。マインドコントロールすることは簡単なことではない。それが出来なければ、退職へと追い込まれる。


 しかし、このプレッシャーはLA特有のものではない。異動が内示されれば、異動対象者は、新しい仕事のプレッシャーは必ずあるはず。サラリ−マン社会はこれからのがれることはないだろう。


ギリギリの人員で職場は回ってるし、この件については割り切りが必要だと思う。その農協によって退職まじかな職員を対象にするところもあるだろ。営業向きの職員を対象とするところもあるだろう。中には辞めさせたい職員を対象にする場合だってある、といわれている。


 そのようなコンプラ違反はべつとして、誰かがやらなければならないことには違いない。問題はそれを前向きにとらえることができるかである。


 初任者にこんなことを言っても理解してもらえないことは、重々承知なのだが・・・