<今日の農作業・・・地域水田農業活性化緊急対策に申し込む・・・>

冬の奥入瀬渓流の石ケ戸の流れです

<今日の農作業・・・地域水田農業活性化緊急対策に申し込む・・・>
 

先日、標記の地域水田農業活性化緊急対策についてアップした。そして、申し込んだ。私は直接説明会へはいけなかったので人からの又聞きだったので、内容が少々違っていた


1 昨年より減反面積を増やした分につき、10a当たり5万円。
2 その増加した部分の面積は5年間継続。


つまり、私の場合、水田面積が24,346平米(畦畔含まず)。昨年の減反実績が5983平米。加工米分が740平米。今年はすべて減反するから前年比17623平米減反が増加することになる。それに、10a当り5万円をかけると、約85万となる。これは今年度の補正予算だから、3月末まで振り込まれることになる。


しかし、直前になって躊躇した。当初、2のことが又聞きだったので考慮していなかった。申込に行って農協の担当からこのことを聞いて、正直、考え込んでしまった。当初、2年間は全部減反するつもりであったが、これが5年となると・・・・と。


担当者の話によると、増えた部分、5万円をもらった部分の面積は5年間継続しなければならないが、当初からの減反分、5983平米+740平米=6723平米は米を作っても良いとのこと。

 それでも、考え込んでしまった。「5年間やると田圃が相当荒れるだろうなあ・・・」「爺さん婆さんがなんと言うのかな」「米を買ってまで食わなきゃならない・・・・」「親戚への縁故米はどうするか・・・」


 契約書を提出するに当たって、10分くらい悩んだ。イロイロな可能性を考えてみた。五年後の農政はどうなっているか。猫の目農政だから、すぐ変わるんじゃないかな。米の値段が上がっていたりしたら、損はしないか。とも補償料金は下がりはしないか、転作奨励金はどうなるか・・・・


 しかし、こんなことを考えてもしょうがない。どうなるかわからないのだから。それが「ノー政」なのだから・・・・と。正直言って、85万という金額が魅力的だった。それにつられたといっても差し支えない。子供の学費などで火の車なのである。

契約して、吹雪いている外に出た。これで今年は3月から始る農作業はしなくてもよい。楽になったというか、寂しくなったというか・・・・


私のとっては、大きな決断であった。


後日談だが、婆さんには思った通りサンザン、きつく言われた。爺さんは、お前の思うとおりやれ、といってくれた。助かった。