<今、職場では・・・・冬時間・・・・>

秋田駒のミヤマリンドウです

<今、職場では・・・・冬時間・・・・>


 冬時間って聞いたことありますか?・・・私たちの職場は、12月1日〜2月末まで8:30〜16:30までの実働7時間になりました。それ以外は、実働8時間です。


 農協の場合、昔から農家(お客様)がこない農閑期は営業時間を短縮するという伝統がありました。その分、農繁期には頑張るということなんですが・・・その冬時間が合併後も続いてきたのですが、近頃は、その冬時間は廃止され、8:30始業が普通になっているといえるでしょう。隣の農協も8:30始業です


 それは、世の中の時短の流れに沿ってのものです。年間1800時間という社会の流れは、大企業にはあっても、農協という業界には通用しないものがありました。始業時間が8:30のところは年間総労働時間は、1800時間台ですが、私たちのところは、冬時間があっても1988時間で相当の差です。



 広域合併時には、「合併すれば、待遇はよくなる・・・」といろいろな人から言われ、そうなのかな〜とも思ったりしましたが、それが完全に裏切られました。良くなった待遇は見当たりません。


 私たちに関しては、労働時間に関しては、冬時間が11月からでした。盆休みもありました。(今は、盆休みを「有休」をとれ・・・ということらしいです。「有休」を取るかとらないかは指図される筋合いのことではないのですが・・・)つまり、合併したら、労働時間が長くなったということなのです。

 

このことについては、労組でも再三時短の要求はしていますが、経営者は、時短すれば「残業手当が増える・・・」といって取り合ってもらえません。人はどんどん減らし、残業手当(「残業」ではない!)も減らし・・・ということなんでしょう。


 農繁期の期間、8時始業というのはうなづけます。野菜農家などは、8時前から農薬や肥料を買おうとして店舗前に並んでいる現象が多く見受けられます。それを30分伸ばすということは「至難の技」でしょう。


 しかしながら、農閑期にその逆のことをしても何ら問題はないでしょう。11月にはいればもう農閑期です。また、一律に8:30〜16:30としなくても、8:30〜17:00とか8:00〜16:30とかイロイロな方法もあるでしょう。


やり方はいろいろあるのですが。総体の労働時間を短縮しなくては意味がないのです。昔は、農家の都合で営業時間を決めていました。しかし、今は、経営の都合・・・となってしまいました


これも、広域合併がなせる業だったのでしょうか