<食べ物・・・発芽玄米・・・>

大潟村銀杏ロードです

<食べ物・・・発芽玄米・・・> 


先に健康診断があった。半日ドックである。毎年こことであるが、自分の健康の「通信簿」といえる。コレステロールが高い。特に中性脂肪。尿酸値も高い。唐代謝の境界型・・・再検診の通知は来なかったが、いわばすべてボーダーライン上、ということ。


特に今年は血圧が高かった。149―98、年をとってくるにつれて血圧が高くなってくる。 食事に気をつけなさい、と報告書には記載されていた。そこで、 今流行の「発芽玄米」作ってみた。毎年、健康診断後は食べ物に注意しようと思うのだが、続かない。


玄米ご飯も数年前に作って食べたことがある。しかし、3日坊主であった。何故、3日坊主なのか・・・ 玄米100%は、まず食べずらい・・・おいしくない・・・何回も噛まなくてはならない・・・などと白米に比べて「面倒くさい」。それに家族が食べようとしなかった。覚めると本当に食べづらい。



そこで、今流行の発芽玄米、となったわけである。では、発芽玄米とは何か。ネット等でいろいろ調べてみた。要するに、玄米は、「胚」が取れていない。「胚」というのは米粒の中で芽が出てくる部分である。


白米にするとその精米過程で胚は取れる。だから、白米では発芽しない。玄米は、精米の前なので胚がくっついている。籾摺り段階で胚が取れる米粒もあるが大体はついている。その胚からちょっぴり芽を出させた米粒を発芽玄米というのである。

玄米を発芽させるのは、簡単である。20度〜30度の水に24〜30時間つけておけば、その間に1〜2回水を交換(酸素を供給する)するのだが、簡単に芽は出てくる。だから、高い「発芽玄米」を買う必要はない。


私は、4合ほどの玄米をボールにいれ、それに30度くらいのぬるま湯をいれた。二日(約30時間)したら、胚がわずかながら膨らんできた。コレでいいのだそうだ。


これを炊飯器に入れた。「発芽玄米」というモードでスイッチオン。約一時間近くかかったが、炊けた。早速、食べてみたが、おいしいとはいえない。しかし、この発芽玄米ご飯は100%の玄米なのだが、通常の100%玄米ご飯よりはずっと食べやすい。おいしいとはいえないが、食べやすくなった。柔らかくなったの出る。


「発芽玄米」は栄養価が高いという。難しい名前の栄養要素がたくさん列記されていた。要するに、発芽するということは、米粒の中で発酵などの化学変化が起こり、いわゆる「微量要素」が分泌され、通常では生じない栄養素によって、免疫効果が高まるといわれている。また、玄米だから繊維質も多く便秘にもよいといわれている。



しかし、それを一日や二日食べたからといって、すぐに効くとは思わない。玄米ご飯の場合も要するに「体質改善」効果を狙っているので、少なくても数ヶ月食べ続けなければ効果は出ないといわれている。もっともなことである。「発芽玄米」とて同じであろう

問題は、どれだけ食べ続けられるか・・・・今年も3日坊主で終わるのか・・・