<今、職場では・・・異議申し立て1・・・>
<今、職場では・・・異議申し立て・・・>
当農協では、「成果給」というのを実施している。実績を上げた職員に対し相当の評価をする、ということなのだが、その「理念」とは裏腹にその実績に対し、評価の公平性が保てない現実がある。
農協という多様な業態をひとつに尺度で評価するということに無理があるということと、評価のシステムが確立していないこと、成果主義の理念と実際の評価が整合性を欠いていることなどにより、現場では様々な矛盾が表出してきている。
その中で、平成18年度の業績評価が個々に発表され、低く評価された職員から「異議申し立て」が相当出た模様である。下記の異議申し立てもそのひとつである。
当該の承諾をえて、出来る限り、原文のままに発表するが、一部は仮名なり、削除した。これを2回にわたってアップする。コメントを頂きたい。
平成19年7月10日
業務評価についての異議申し立て
●●農業協同組合長 殿
●●支店 伊藤さより(仮名)
私の業績評価について下記の理由により異議を申し立てます。再調査の上、ご検討くださるようお願いします。
記
◎ 理由
? 平成18年度のLAとしての目標達成額について
LAとしての経験は3年目ということになるが、2年間のブランクがあり継続して3年目の人と同条件での目標設定は公平さを欠くと思われるので見直したうえで未達率を修正していただきたい。
? 平成11年度に成果主義が導入されて以来、給料は据置の状態です。後から入ってきた人たちよりも低くなっているようです。実質的には格下げということです。自分では、2年後とあるいは半年もたたずに移動させられるどしながらも、与えられた部署で精一杯工夫し努力してきたつもりです。
成果主義導入から、これまでフィードバックのための面接らしきことは一度しかありません。(平成17年の評価の時に3分くらい)いつも事後報告で済まされてきました。フィードバックは目標管理において極めて重要な事項であったはずです。
フィードバック無しの評価は無効なのではないでしょうか。以下は、フィードバックの要素として取り上げられているはずの私の仕事に対しての取り組み方を一部申しの述べます。
<組合員へのサービスについて>
共済の事務担当一年目(平成16年)に共済連からの満期金、祝い金、生存給付金等の通知に加えて、窓口に持参してもらう必要書類をわかりやすく記載した別用紙を同封することで、手続きに来た人が一度で用件を足すことが多くなった。
それまでは、共済連の通知の文章がわかりづらい上に、小さく記載しているので書類不備で何度も足を運ぶが多く見かけられた。別用紙に必要書類を大きく書いて同封することを発案し実行した。