<今日の農作業・・・田植・・・>

裏の庭に咲いた芝桜です

<今日の農作業・・・田植・・・>

 田植をした。5/12〜13の両日。面積は作付け面積は1.8ヘクタール。乗用6条の田植機で作業すれば、一日で終わる面積だが、2軒との共同なので、おおよそ4ヘクタールの田植である。


 この田植、あまり自慢できるものではない。というのは、両日は最高気温13〜15度。まさに寒い中での田植なのである。通常、農協では天気の良い日に田植のしなさい、と指導している。最高気温が20度以上のとき・・・・といってきた。私も言ってきた。「ダブルスタンダード」である。


 しかし、止むを得なかった。多少言い訳をする。種まきが4/15で播種量が120グラム。通常育苗25日といわれているが、30日近くなる。おまけに今年は育苗期間の天気がよかったので、生育がすすんだ。どうしても土日の田植となるので、来週の19日、20日までは待てる苗ではない。このままでは「老化」が始まり・・・。


 12日は、朝から寒かった。5時半に起きて、苗を田圃まで搬送しなければならない。妻と一緒の作業であるが、5時半というのはチョットきつい。一年に一度のことだから・・・と自分に言い聞かせながら起きた。


妻はまだ寝ている。昨日は、「私が起こしてやる」と生意気口を叩いていたので、声もかけずに起きた。腹の中では「ザマーミロ」。作業場で着替えをしていると、ようやく「おはよう」と眠い声でおきてきた。


10分遅れである。頭になんかを巻いて、顔にもそして手袋も二重・・・女って本当に面倒くさい。「早くしろ!」と怒鳴りつけた。そんなことは全く無視でマイペース・・・。 いつものことだが、朝から息が合わない。


朝飯前の作業をこなして、8時からは田植機を運ぶ。一年に一度の作業でそしてこの田植機も動くのは年に二日・・・。こんな作業効率の悪い農機、これが農業といってしまえばそれまでであるが、みなこのパターンである。


長く使ってトラクターでせいぜい1週間程度である。この低米価時代に、採算が取れるはずがない。機械の共同利用というのは必須の課題である。



小雨模様の天気で、合羽を着ての作業である。おまけに風の強い。いくら、合羽を着ても寒さはこたえる。一日中田植機に乗りっぱなしで結構疲れる。肩がこり腰が痛い。膝もガクガクとなる。年なのか?


曲がらないように気をつけて作業するが、曲がらないはずがない田圃の耕盤が一様でないため、田植機が傾いたり、跳ねたりでそのたびにハンドルが取られる。片手間の兼業のなせる業である。


「いくら曲がっても収量には関係ない」と、自らに言い聞かせながら、作業はすすむ。終わって、体がパンパン。もう一日あるんだ・・・・・。