<労組活動・・・時短・・・>

昨年の育苗苗です。

<労組活動・・・時短・・・>

 農協業界では長らく「冬時間制度」というものを採っていた。つまり、冬季の農閑期には労働時間を短縮するということである。


しかし、合併が進むとそれと同時に廃止の方向に向かい、朝、8時出勤から8時半出勤へとシフトしていった。それとともに「時短」が時流となって行ったのである。


 しかし、当JAでは合併しても尚この冬時間制度が残り、今も「冬時間」が存在する。逆な言い方をすれば、時短という流れにのれなかった・・・・・?


 当JAは3月〜11月末までは原則8時間労働、そのシフトはその職場によって相違する。12月〜2月までは原則7時間労働となる

そして、完全週休二日制ではなく、「月2回土休」制をとっている。(つまり、月土曜が4回あれば、そのうち2日が休み。5回あれば2日休みで3日の半ドン出勤となる)
 そうして、カレンダー通り19年度の年間労働時間を算出すると1995時間となる。昨年が1988時間なので7時間増える。それは、来年が閏年に当たるからである

 
わが労組でもこの時短については毎年のように要求している。しかし、実現していない。経営者の論理は、時短するとその分だけ残業が増えるから・・・という誠に情けない「言い訳」である。じゃ、残業の増えない時短ならいいのか、とその方法を提案したら、検討もせずに「ダメダ」となった。本当に話のわからない経営者なのである。



 仮に、残業が増えてその分手当てが増えてもセイゼイ100万程度。一億以上の剰余を上げる経営で100万程度・・・といいたくなる。それによって職員のモチベーションが上がれば、それ以上の効果が出てくる


 それも近隣JA程度の1800時間にしてくれという贅沢な話ではない。前述した冬時間の期間延長をして、1週間でも10日でも・・・というささやかな要求なのである。10日間の時短でわずか10時間である。

 これに対して、昨年の団体交渉では、チョット頭に来たから「経営者が飲み食いしてタクシーを費用で支払う金額のほうが多いのでは・・・」問い詰めた・・・。団体交渉をぶち壊してしまった・・・・


 今年もこの問題で団交をする。昨年の二の舞は踏みたくないけど・・・その自信はない。