<青色申告Ⅱ・・・・>

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青色申告Ⅱ・・・・>


 私は青色申告してから、20数年になるが、いままでほとんど「所得税」は支払っていない。給与所得では源泉徴収されているから、毎月、徴収されている。しかし、確定申告でそれを取り戻している・・・。


 その手口は・・・これは違法でもなんでもないから、公開してもかまわないとは思う。しかし、税務署を刺激するのは・・・・。

要するに、農業青色申告を赤字にして、当然確定申告は給与所得と農業所得が合算されるから、プラスマイナスゼロ以下にする・・・ということである。


どうやったら、農業所得が赤字になるか・・・その手法はいろいろとあるが、私の場合「青色専従者」が父と母と妻の3名にして(適当に3名にすることは出来ないけど・・・)その分の経費が一人約100万で3名だから300万となる。

これが一番大きい。そのほかにも、減価償却費の生み出し方や費用の考え方で経費は結構増える。経費を水増ししたりする必要は全くない。2haチョットの田圃と椎茸をわずかで、3名の専従者をつけるのだから、逆に赤字にならないはずがない。農業収入だけでせいぜい500万でそのうち300万が専従者給与として消えていくのだから・・・。



 給与所得はご存知の通り隠しようがない。農業所得は、収入を減じたり、経費を水増ししたりで隠せるといわれている。しかし、毎年の申告の流れを見れば、プロの税務調査官だったら、すぐにわかる。

私でさえ、10数年も税務申告をしていればわかるようになってくるのだから・・・それで、担当だった当時は「あなたは税務署より恐い・・・」と言われたこともあった


 いつだったか、税務署の調査官がある農家に税務調査に入った。それで、その農家は「00万円取られた」とぼやきながら電話をよこした。どのような調査が行なわれたか、聞取るために彼のうちに向かった。


玄関で彼が私を待っていて「調査官がこの書類忘れていった・・・」とファイルを出してきた。そのファイルを見たら、なんと!!!。税務調査の手の内が一目瞭然。

さすが、プロの調査、と感心した。その手の内を公表するべきではないが、それと同時にそれに対抗する方法も・・・ 私にとっては、すごい勉強になったと言うしかない。当時のやり方を現在も引き継いでいるかは保証できないが・・・。

 そんなことはともかく、自分の申告ようやく70%くらい完成。あとは現金出納帳を完成するだけのところまで来た。もう一息だ・・・・・。<写真は、「パンダ」という洋ランの一種です>大潟村熱帯植物園にて