<青色申告Ⅰ・・・・>

「ダイタイ」というみかんの一種。まず

青色申告・・・・>

 二月に入り、税金の季節。そろそろ準備をしなければならなくなってきた。私の申告は、PCでの申告。「ソリマチ」という農業簿記を使っての申告となる。もう10年くらいになるが、この「ソリマチ」はなかなか手ごわい。


 というのも毎日、毎月記帳していれば何のことないのだが、なんせ、一年に一度の入力、なかなか覚えきれない・・・と言うのが本音。実際この「ソリマチ」を習得するのは、PCに習熟していないと難しい。


 特に、最初の「初期設定」が一番難しい。簡単に言えば、口座設定とか、買掛、売掛、科目設定など入力を始める前提条件が、そしてそのシステムがどうようになっているか理解していないと、「初期設定」が出来ないのである。


 私は、ウインドウズ95が出始めた頃、仕事が経営指導であったこともあって、青色申告の指導、普及に努めた。約10年やってひと通りの指導は出来るようになった。

それから、経営指導を離れて、いろいろな職種をこなしてきたが、毎年のことでチョット難しいことであると、農家は私のところに来る。「担当じゃないから・・」とはいえない。頼ってくる農家がいるということはありがたいことである。自分のやってきた仕事が農家に受け入れられているということである。若い担当の職員も私を頼ってくることも少なくない。



 農業青色申告と私の関係は以上の通りであるが、問題は今年の入力作業である。現金出納帳、買掛帳、預金出納長・・・とある。私の場合面倒くさいので「複式入力」はしない。


最初の入力は買掛帳である。これが妻名義と父名義、それに営農口座。三種の入力である。消費税が別枠で記載されているため、それを合計して入力するため、面倒くさい。農産物の売上げはせいぜい500万なので、消費税は「免税」となるから、それに関係ない入力となる。


 買掛帳、預金出納帳、現金出納帳の入力順序を間違える二重記帳となって後で数字が合わなくなるおそれがある。これもテクニックのひとつ。

 今日から入力を始めた。20頃までは完成したい
 
大潟村の熱帯植物園で。写真は熱帯地方のみかんの一種。まずくて食えないと言う>