<今、職場では・・・2/1人事異動・・・>

花の名は「アメリカンデイゴ」

<今、職場では・・・2/1人事異動・・・>


 JAの異動というのは、秋田県では大体、2/1か3/1となっている。何故かと言えば、官公庁の4/1では農作業が始まってしまい、業務に差し支えるからであると思われる。


 当JAでも2/1の異動の内示が、26日に行なわれた。その内示はメールで行なわれ、10分もしないうちに農協全体を駆け巡った。 


問題はそれからである。専門業務の関係で不都合な異動が1件、記載ミスが1件、異動場所違いが1件、発見された。我経営者は、こんなミスをよくする。「内示」だから・・・ということで。


 しかし、間違われた職員はたまらない。間違った職員に対し謝罪もしない・・・。こんなことってあり???というのがわが経営者。


 異動は、みんな不安である。同じ業務間を異動するのであればいいのだが、半数近くは初めての業務に就く。ご存知のとおり、農協は銀行、保険会社、商社、営農指導等全く性格の違う業務が共存している。それがまた農協の特徴なのだが、その業務それぞれで専門知識が必要とされる。せっかく取得した専門知識が何の役にも立たないということが多々ある。人的能力の無駄遣いといわれる所以である。


 大体、どこの農協でも一貫した異動方針、人材育成方針というものがない。行き当たりばったりの異動に終始している。異動というのは、経営者の職員に対する最大のメッセージであるから、発令内容を見たら経営者がどのような方針で実施したかわかるようでなければならない。合併して、10年近くなるのだが、そのような異動にあったことはない。

 私も異動になった。そして、10年も後輩の課長が私の上司となった。課長はやりにくいだろう・・・と思う。後輩の課長は仕事は出来るし、課長としてはうってつけなのだが、私みたいな部下では、この先本当に大変、と同情するしかない????


<写真は、大潟村の熱帯植物園のなかでの熱帯植物>