<大潟村熱帯植物園>

インドシナ原産の「金花茶」椿の一種

大潟村熱帯植物園>


 家から車で10分。秋田県大潟村ここに熱帯植物園がある。県の農業試験場の管轄で無料で見学できる。久しぶりで行ってみた。


 今年の冬はこれも異変か、暖冬過ぎる。農業にたずさわるものとしてはこの現象は気になる。世界的な異常気象、温暖化の問題が毎日のニュースで報じられているが、これが異常気象の結果なのかは、科学的根拠はでていない。しかしながら、結果として温暖化していることは統計で明らかである。


 今日、28日は無風で快晴。この時期にこんな天気はめったにない。この天気のよさに誘われた・・・というわけではないが、昨日NHKで大潟村の熱帯植物園のことが報じられていたので、いってみることにした。


 目的は「金花茶」というインドシナ原産の椿の仲間の黄色い花である>。(アップした写真)さすが、NHKが報じたこともあって、植物園は込み合っていた。ゆっくり構えての写真撮りは他の客の邪魔になる感じで・・・(だけど、頑張って撮ったのだか・・・)
 
 
この「金花茶」のほかにもラン科の様々な外国産や国産の洋花、シクラメン等の色鮮やかな花が所狭しと展示され、温室の中でもあり、また、そこにはお日様もさしてくるのでそれは、暑い事。半袖でも十分であった。

 大潟村というのは、ご存知の方も多いと思うが、食糧の増産のため八郎潟干拓して作った村であるが、ここいら変の経過等についてはいずれ論じることもあると思うが、今日私が論じるのは地形的、地理的な側面なので勘弁してもらいたい。



 この村は、全体がほぼ海抜0メートル以下。ただっ広い、一枚10㌶程度の田圃のつづく地形で、そのため、この時期は北西の風むやみに強い。だから、その風に雪がとばされて積雪は(昨年は一メートル近くあったが、これは例外で・・・)20センチも積もれば多いほうである。


 この植物園は冬の見学者用には作られていない。なんせ、駐車場から、散策路があってそこを通って100メートルくらい歩かないと入り口につけない。冬のお客を見込んだなら、このようなつくりはしないだろう。


つまり、冬の今の時期に横殴りの雪降る時期に100メートルも歩いて、訪ねるひとはまずいない。そういうところなのである。行政の仕事だから・・・」と言ってしまえばそれまでだが・・・

 しかし、今年の異常気象が、春並みの陽気を持ち込んで、人を呼び込んだ。そのおかげで私も久しぶりに呼ばれてしまった。