<今、職場では・・・監査講評「番外編」・・・>

幸兵エ衛の滝です。中腹から取ったんで

<今、職場では・・・監査講評「番外編」・・・>


 「あれっ!組合長がきた」「めったにこないのに・・・なぜ?」


 一瞬、職場に緊張感がひろがった。もう、目尻が剣先になっている。常勤席につくなり、
この営農センターはどうなっているんだ」「監査でめちゃくちゃだと指摘されて・・・・」


先の全国監査機構の監査で「基本がなっていない」と指摘されたのは先にアップした。専務や部長に再三「小言」を言われた。ところが、今度は「小言」ではない。「怒鳴りつけ」である。

 「お前ら何をやっているんだ。そんな当たり前ののことできないなんて・・・いやなら辞めてもらっていいんだ・・・」あることないこと捲し立てる。


 予告なくきたので、事務所にいた連中は全くの不運。とくに管理職はめちゃくちゃにいわれた・・・。聞くに堪えない言葉もでてくる。「パワーハラスメント」と言われてもしかたないような・・・・。


聞くほうは、黙ってうなだれている。この組合長、人の意見はなかなか聞かない、聞いても自分の意見は曲げない。いわゆる「ワンマン」と言われる。だから、おかしい言い草でも何の反論もしない。ただ黙ってうなづくだけで恐くて反論なんかできない。


 具体的な何がどうで、問題点は、原因は、対策は・・・そんな話ではない。自分が先の監査指摘でメンツが潰されたことに対する「腹いせ」としか考えられない


 通常、この営農センターには、専務が常駐しているのだが、今日は自宅の農作業で休みだ。専務がいるところでは、こんな怒鳴りつけはできない。専務とは、先の監査での対応、対策で意見の相違がある。購買の所在地の問題。営農指導と販売を一緒にするべきか、分離するべきか等々。

 
そんなこともあって、専務のいないときを見計らって・・・としか考えられない。再度言うが、事務所にいた連中が不運だった。何も自分たちが悪いことしたわけでも、責任があるわけでもない・・・・それなのにあんなケチョンケチョンにいわれて・・・30分も・・・


こんな経営者では、職員はだれもついてこない。「面従腹背」が「職場文化」になってしまう。悲しい。

<終わり>