<紅葉狩りⅠ・・・>

遠くに見えてきた「安の滝」です。

紅葉狩りⅠ・・・>


 地元の山の会で、紅葉狩り・・。毎年、この時期の行事なのだが、今年は「滝めぐり」。数回にわたってアップしたい。


 秋田県のほぼ中央に森吉山という1300メートル級の独立峰がある。東北人なら周知のことであるが・・・・。そしてその周囲はまさに自然の宝庫でブナや杉の原生林に恵まれている。そして、滝にも恵まれていて「名滝」が多い


 今回訪れた「安の滝」は日本滝百選の第二位に選ばれたことがある「名滝」である。このほかにも滝や渓流等すばらしい景勝地があるのだが、一日で回るには限りがある。



 今回は地元の「山の会」の仲間と「安の滝」「一の滝」「二の滝」「幸兵エ衛の滝」の4箇所を回ることにした。結論からすれば、紅葉真っ盛り、すばらしかったの「一言」。



 朝7時。レンターカーで17名で出発。2時間かけて安の滝入り口に到着。途中から、細い林道に入って、25人乗りのマイクロバス、対向車にもママならない。ウンちゃんが大変な様子。「これくらでないと運転のし甲斐がネーベエ・・・」とひやかす。ウンちゃんも負けずに「がけから落ちたら、みんなで引っ張ってケレ・・・・」と。


 安の滝入り口は、紅葉真っ盛り。到着が早かったので、マイクロバスも無事駐車場に入れられる。後の話だが、もう一時間遅れていたら、マイクロバスの置き場が確保できなかった・・・と。駐車場管理のじいさん。


 ここから、山道を徒歩で40分


私が最初に来たのは、日本滝百選の第二位に選ばれた年、新聞で秋田にもこんな滝があるんだ・・・と、早速足を運んだ。しかし、案内板があるわけではない。道路も林道というよりは、田圃の農道。熊が出てもおかしくない。竹やぶを漕いで、苦労して到着した。滝の様子はそのときと全く変わってはいない。が、訪れる人は多くなっただけ・・・。



 総勢17名なので、結構列を作る。最も経験の豊富な私が先頭で道案内。半数近くは、初めて。みんな登山スタイル。私だけは長靴・・・。長年の経験から、このコースは長靴の方がベターと判断した。何セ、滝をまたぐののだから・・・。


 40分の山道。奥に入るごとに赤、黄色、オレンジの紅葉がすばらしくなってくる。私は高山植物なら強いんだが、山木には弱い。楓とかイチョウとか・・その程度ならわかるが、それ以上のことはうとい。


 だから、どの木が赤で、どの木が黄色などという説明は、できない。とにかく紅葉がすばらしい、とだけ言っておこう。(それしかいえないのだが・・・)
<つづく>


<これから、数回にわたって、すばらしい紅葉と滝の写真をアップします>