<今、職場では・・・・全国監査機構・・・>

奥十二湖の紅葉です。

<今、職場では・・・・全国監査機構・・・>


 「疲れた・・・」


 購買に来てから初めての監査。9時から17時まではじめての全国監査機構(旧中央会)の監査。本当に疲れた、というしかない。数日前からいろいろと準備していたが、予想通り、様々な点で指摘された


9月末の棚卸で電算の「あるべき棚卸高」と「実際の棚卸高」(実棚)が合わないことはすでにアップしたとおり。その後も会わない原因を精査していたが、これには限界がある。大きく合わないところだけチェックするしかない。それでも合わない品目がある・・・ありすぎるといったほうがいいのか・・・・。


 監査では、それを真っ先に指摘された。
100%合うことは、現実問題として不可能だということはわかるが、そうだとしても額が大きすぎる」


 初めての棚卸、そして監査を受ける身としては、どれだけの不突合額が許容範囲で、そして、許容範囲でない額はどれくらいなのか、わからない。監査機構の監事が言うことにうなずくしかない。


 「合わない品目について、精査したか。その結果はどうであったか・・・」矢継ぎ早に質問が飛ぶ。


 「はい、調べてみました・・・」「全部が全部に原因がはっきりしたわけではありませんが、大方の原因はこの通りです・・・」 


「それだけか? まだ原因はあるんじゃないか・・・」「4月からの伝票を一枚一枚精査したか?」 そんなことできるわけがないじゃない。無理言うなって!!。と内心つぶやく。


 確かに、その結果を生んだ原因はいろいろあると思う。5月下旬から、このポジションに移った小生としては、前任者の問題と、その体制の問題を問いたかった。しかし、それを言うと「いい訳」になってしまう。 そこはぐっとこらえた。



 その後、受け入れ伝票、供給伝票、売価変更票、転送票等々伝票をチェック。
監査というのは、業務が規則通りに遂行されているかどうかを検証するものだから、それが現実の業務とかけ離れたものでも、それは指摘しなければならない・・・」「検印するだけですごい量だ。この伝票を検印しながら精査すると、一日はかかるだろうな・・・」



 「この体制にも現実的でないものがある。JAの経営者は、システム、体制をいじくるのは大好きだけど、その体制にあった事務要項を作るということは考えてもいない。要するに事務というのを軽視している。自分が事務作業をしたことがないからだ。こんな体制が不祥事を生む・・・」


 こんなことも言っていた。その通りだと思いながら聴いていた。
だったら、そう思ったら、監査指摘事項にその旨を書けばいいじゃないか・・・」といいたかった・・・。
 こんなこと書けるだけの「猛者」はどこにもいない。