<今、職場では・・・棚卸・監査Ⅲ>

hatakeyama10262006-10-16

<今、職場では・・・棚卸・監査Ⅲ

9/30、JAの監事と全国監査機構の監査士により、実地棚卸監査が行なわれます。それまで数えたアイテムごとの数量が実際それだけあるのかどうか、検証するのです。倉庫(商品を置いてある場所)が14箇所もあるので、手分けして実査します。


日曜日ですので、全国監査機構の若い監査士が、午前中で終わって帰りたい旨を雑談で吐露していました。横で聞いていた同僚が、「可愛そうに、午前中で終わるわけはないよ・・・」とイヤミ(?)をちょこっと・・・。


大体、きちっと監査しなければならないと言う「使命」を帯びた監査士が、午前中で帰りたい・・・というなんて・・・。逆に「だったらくるな!!」と誰かがコソコソといっていたようでした。


しかしながら、若い監査士だとその実査が早くて能率が上がるのですが、70近くのJAの監事、老眼で文字が見えないのと、カタカナが読めないのには閉口です

特に農薬はほとんどがカタカナです>。「ラブサイドバリダスミ」「スミチオンフロアブル」「ランドアップハイロード」・・・・慣れた人でもなかなか読みつらいのに、業務を経験したことのない人が読むって、これは監事でなくても大変なことです。


おまけに、同じ商品でも「100g」「250g」「500g」それに、「粉剤」「乳剤」「フロアブル」とあるんですから・・・。これには私どもも手を焼きます。結構間違うのです。


肥料でも「NK」とか数種類あるし、それが「NH」だったり「NN」というのもあるのです。間違うなって言うほうが無理というものです。それが、皆、電算で集計した「あるべき棚卸数量」と「実際の数量」との差となってくるのです。


今回も、棚卸実査が終了したのは、16時頃でした。年寄りのJA監事は、クタクタでした。ご苦労様というよりしかたないです。全国監査機能の若い監査士も午前中の予定が16時になり、デートでもあったのでしょうか、気の毒でした。


こっちとしては、これからが大変なのです。数量を確認して、今度はそれの金額を入れる作業にかからなければなりません。そしてあっちこっちにある、同じ品目を「名寄せ」しなければならないのです。これが、本当に大変な作業です。電算からでてくる「棚卸表」に一つ一つ落としていかなければならないのです。
<つづく>


<昨年の奥十二湖の紅葉です。昨年のものですが、今年もすごい紅葉が見られるとの話です>