<今、職場では・・・棚卸・監査Ⅰ>

「奥十二湖」の紅葉です。十二湖の奥に

今、職場では・・・棚卸・監査Ⅰ

 9/30、上半期の決算。経済部門では、棚卸となる。そして、上半期の監査。広域合併前までは、四半期ごとに棚卸監査が通常であったのだが、四半期ごとでは大変だということで、上半期と決算時期になったらしい。


棚卸箇所は数えると14箇所。肥料、飼料、保温資材、包装資材、農薬、その他資材の6分類。それが、各倉庫に眠っている。驚いたのは、全く売れないものも差損に落とさないで在庫としてちゃんとあるということ・・・。農協ならでは、というしかない。この棚卸、そして、監査の顛末を数回にわたってアップしてみたい。

<準備>

 まず、棚卸基準日(9/30)から逆算して、それまで何をするか、ということをスケジュール化します。要するに、9/30の業務終了後一斉にすべてを棚卸することは無理だからです。動きのなくなったものから、在庫の確認作業を始めるのです。

 肥料では、田圃元肥はもう動きません。それに作物専用の肥料も動きません。農薬では稲作関係のもの、包装資材でも出荷の終了したダンボール。保温資材はほとんど動きません。分類ごとに分けてみると、今この時期に動くのは限られたものでしかありません。 


 このようにして、区分し、それを分類ごとに同じ倉庫に移動します。これは、配達作業員にお願いします。9月にはいると配達は少なくなり、閑散期に入るからです。そして、基準日の半月前頃までに数量確認します

 というのは、その頃、帳簿在庫と照合して置かないと、後で痛い目にあいます。要するに数量だけでも合わせて、差がどれだけ生じるのか予想しておくということです。あまりにも不自然な差異が見つかれば、その原因を追及し対策をたてておかなければなりません。基準日前に是正できるのもあるからです。


 このような段取りは、私のような初心者では難しく、「修羅場」を何回もくぐり抜けてきたベテラン職員が行ないます。私はただ、ウンウンとうなずくだけ・・・デス
<つづく>

<昨年の十二湖(青森県)での紅葉の写真です。十二湖は全部で33の湖で構成されています。そのうち大きな湖が12あることからそう呼ばれております。まだ、観光かさていなく「秘境」というに相応しいところです。コメントくだされば紹介します>