<今、職場では・・・退職・・・>

昨年の十二湖の紅葉です

<今、職場では・・・退職・・・>


9月末で二人の職員が辞めた
 気は優しくて、力持ち。だけど世渡りが苦手。給油所の所長であったが、未収金の回収がうまく行かなく、焦げ付きを多く出してしまった

この焦げ付き自体、彼が作ったものではない。彼以前の所長が作ったものだ。彼は言い訳しなかった。まっすぐな性格で、上司からの叱責に切れてしまった。


 今の給油所は、所長以外はすべてパート仕入れ、供給、集金、労務管理・・・・等々皆一人でしなければならない。器用でない彼がこなせなかった。器用に上司に立ち回ることができなかった。上司の責任を一手に引き受けた・・・・。


 所長職をはずして、他の部署に配置すれば、人並み以上の仕事はするし、できるのだが、現場を知らない経営者はそんなこと知る由もない・・・。そんな経営者の下で不幸だったというしかない。

 
 もう一人の職員。あたりを見て、自分のポジションを確認して・・・上司をヨイショし、目下のものを見下す。どこにもいるゴマすりである

 定年直前で、定年後も雇用してもらおうと自らの特殊技術を若いものに教えなかった。技術の引継ぎを怠り、引継ぎする若い者をいじめた・・・・本人はそんな意識はなかったかもしれないが、その若者は自殺した

 今まで、世の中をうまく泳いできたが、この事件で「イジメ」が明らかになり職場にはいられなくなった。 自己保身のための「策略」が、裏目に出た・・・・。

 どこの職場でも、多かれ少なかれ、このような現実があるだろう。その中で様々な人間関係が形作られている。しかし、「仲間」といえる人間が昔に比べあまりに少なくなってきた。職場での話は仕事の話だけ・・・・誠に味気なくなっている。そんな中で、こんなことが起きた。


これからも起きることであろう。


<昨年の11月青森の十二湖の紅葉を見てきました。しばらくは、この紅葉写真をアップします>