<労組主催のシンポジュームがありました・・・>

赤水渓谷の入り口の小さな「滝」です。

労組主催のシンポジュームがありました・・・>


転機に立つ農業・農協を考えるシンポジューム」という題で「品目横断的経営安定対策」が来年から施行されるに伴って、その内容や問題点、課題等を勉強しました。



わたしもJA職員の現場の声を伝える目的でパネラーとして参加させてもらいました。内容はともかくとして、私たちのJAからも5名が参加しその感想からアップしたいと思います。



Aさん「私はLAをしているが、今日は本当に勉強になった。お客さまと話していても、農家にとっては、この対策が当面の大きな問題で、農家のお客さんでさえ、その内容を理解していない。今はお客さんから聞かれても、何もわからない状態なので話しにさえならない。このシンポである程度話せるようになると思う。本当によかった。」



Bさん「久しぶりに勉強になった。農機にいると他の部門のことがあまりわからない。私も兼業農家なので、集落営農については、ひとごとではない。農協や農業本体の動きがわからないとダメだなと実感した。」


Cさん「JAの中でこんなことを勉強する機会なんか全然ない。恐らく、とうJAでも担当部署よりこのことはわからないと思う。これではだめだと感じた。今回の対策は職員全員が理解していなければ、集落営農については地元で話に加われない」



労組執行部として、私は今回のシンポの仕掛け人でした。私もすごく勉強になりましたが、反省会でのこの仲間の声を一番うれしく感じました。


 それにしても、JA職員は自分の仕事の問題しか勉強しないという悪い癖があります。労組員としても農業全体のことをわかる必要があると感じただけでも良かったと思います。


シンポを提起してから、人が集まるだろうか、テーマが難しくないだろうか、などと後ろ向きな議論もありましたが、会場をほぼ満杯にしての開催は成功だったと思いました


 これから、数回のわたって、このシンポについてアップしていきたいと思います



<今回からは、秋田県の奥森吉渓谷、赤水渓谷へ沢登りの写真をアップします。8月の盛り暑いときで・・・しかし、沢を長靴で歩くと心地よい冷たさを感じました。>