<今、職場では・・・実績検討会・・・>

もうミヤマリンドウが咲いていました

今、職場では・・・実績検討会・・・>

 実績検討会。
 「今月の実績は、肥料・・・千円。農薬・・・千円。経営計画対比85%、前年実績比95%・・・・・・・」

 担当から報告がつづく。
減少した原因は――。その対策はどうするんだ・・・・」矢継ぎ早に上司から質問が飛ぶ。

 減反が増加したし・・・」「安い品目にシフトして・・・


 「そんなの原因と言えるか!」と一喝。 「おまえら、何をしているんだ!!」「給料分の仕事をしているのか??」と怒号に近い檄がとぶ。


 何も仕事をサボっているわけではない。みんな一生懸命やっている。「そんなに怒鳴るなら、お前やってみろ!」とつぶやく。


「農業という業界は右肩下がり・・・・。それを上げようなんて、土台無理。お前こそ給料分仕事をしていないくせに・・・

組合員離れが止まらない。そして、止めようという経営政策がない。協同組合というのは人と人との関係。勝手に支所の統廃合して、首の皮一枚で繋がっていた絆がぷちっと切れた。

農協のサービスが悪い。品物が高い・・・・、組合員からの苦情の声は上げれば切がない。


 「そんなこと経営者が一番わかっているはずだ」
 「経営政策の失敗を職員に転嫁している


 「怒鳴って実績が上がるんだったら、いくら怒鳴られてもいい・・・」
「組合員をひきつける、職員がやる気の出る経営ビジョンを打ち出してほしい。」
役員報酬目当ての役員はごめんだ。」

 こんなジレンマ、いつ解消できるか。職員はみんな願っている。


<8月に入ったばかりというのに、八甲田ではミヤマリンドウが咲いていました。まだ、大群落とはなっていませんが、この可憐さが、なんともいえません。>