<今、JAの職場では・・・夏期手当>

食虫植物のムシトリスミレです

 <夏期手当て


この抗議文は、本年の夏期手当て(7/31支給)対する、労組としての抗議文です。年間約2.0ヶ月が1.2ヶ月に減額されました。


そして、団体交渉1回 の「時間切れ」で支給されてしまいましたが、これで腹の虫が収まるはずもなく、労組として、抗議することにしました。弁明によっては、役員や総代にも「ラブレター」を出す予定です。


 以下は、その抗議文です。2回にわたってアップします。(固有名詞は、伏せています)
コメントを歓迎します。



平成18年の夏期手当の減額についての所感と抗議について


 先に本年の夏期手当ての要求をしたところ、7/24付けで回答が来ました。それによると平成18年度の年間手当ての原資が5000万円とのことでした。昨年の実績より大幅に下回るこの額について、私たちは失望と経営者への大きな不信感を持たざるを得ません。


 5000万円という額は、昨年実績の約7900万円より、2900万円、36%も下回るということです。これは、今年度の基本給が平均で0.85%、2471円アップでしたが、それでも全職員の平均年収が前年よりも下回ることが確実です。つまり、職員の生活が大きく圧迫されるということを意味します。


 このことは、合併当初の頃のような「赤字決算」の時ならまだしも、十分ではないにしても、経営が順調な現状での年収減については、理解を得ることは出来ないと考えます


 ○○常務は「説明」の席で「JAの財務体質の強化が今一番必要で、そのために資金を投入したため、職員の給与に充てる財源は減じられた。」と説明していました。2億円の当期剰余金(税引き後)を確保するため、職員の年収を減じる、ということでしょうか。職員にだって生活があるのです。経営者としての資質を疑いたくなります。


 ●●組合長は何年前かの新年の挨拶で(当時は副組合長)「JAの経営がよくなれば、職員の給与も必然的に上がっていく、そうすることが経営者の役割だ」と述べていました。ところがどうですか、JA△△の財務体質は年々向上しています。県内16JAの中でもトップクラスです。


「それは、職員が頑張ったからだ」(●●組合長の言葉)と口ではいっても、「頑張って、年収が下がる」ということは、どういうことなのでしょうか。整合性がありません。まして、赤字ではありません。本年の収益が下がったのは、不良債権がらみで約1億円の償却が必要であったため、としてそれは例外的であることを○○常務も認めていました。基本的には経営が順調に推移していることには違いがありません。(つづく)


<写真は、食虫植物のムシトリスミレです。秋田駒の阿弥陀小屋の近くに咲いていました。>