今、JAの職場では

昨日の一の滝の奥の二の滝です。

あなたは集落営農って知っていますか。<その2>

<JAとしては最大のビジネスチャンス>


この「集落営農」の組織化には地方自治体が、最大限取り組んでいます。JAでもこれに関する一つの部署を立ち上げたりして、総力を挙げています。


集落営農」とは40haの協同の農場を作るということです。地主の小規模農家が、自らの土地を「出資」し、経理も会社と全く同じくする、というハードルがあります。故にそんな簡単なことではないのです。


JAの職員としては、私はこの「集落営農」は近年にない最大のビジネスチャンスだと思っています。


近年、JAの合併により、農家のJAに対する批判はすごいものがあります。つまり、それだけ、JA離れが進行しているということです。お客様を逃がしているということです。特に、兼業農家や小規模農家のJA離れにはひどいものがあるといわざるを得ません。


集落営農」組織をつくるということは、紛れもなく国からの助成金をもらうということですし、コメの手取り価格(実収)を多くするということです。また、共同化にすることにより、生産コストが引き下げるということが可能になります。

そして、現在の減反制度を守るためにも、できるだけ多くの農家を組織する必要があります。

要するに、JA離れした農家をJAに引き戻す最大のチャンスだとは考えられませんか。JAのおかげで、手取り米価が増えたということにつながりませんか。

<一の滝から30分くらい歩くと、二の滝に着きます。節理により、段差のある滝が見えてきます。これも見事な滝です>