<今、JAの職場では>

ブナの新緑、昨年の5月(世界遺産白神

<査定>


「本店から、営農センターに異動になった。本店時代は5年、業務にも精通していた。そこらの課長よりずっと仕事が出来た。そのためかはわからないが、評価は総合でA。ところが、営農センターきたら、仕事がわからなかった。初めての仕事だから、わからないのが当たり前だと思う。しかし、評価はC。こんなことってあるの?」


「役割給、いわゆる管理職手当てだが、初めて自己評価することになった。何の評価基準について研修も受けていない。上司にどのように評価したらいいんですか、と聞いたら、総務に聞け。総務にきたら、直属の上司に聞け、と。どうなっているんだ」


6段階評価の役割給。一次評価は自己評価。二次評価が課長。

「この評価は、自己評価でだいたい決まってしまうんだ。課長は自分の部下をよっぽどのことがない限り、悪くは評価できない。自分の評価で確定してしまうんだから・・・」

課長の評価が、一次評価とまるっきり同じだと、ちょっと格好悪いから、あげたり下げたりして・・・・メリハリつけて・

「それって、課長の面子かなあ〜」

「ま、そんなとこだけど・・・・結局は、自己評価の一次評価で終わってしまうのさ。」


当JAでは、職能評価、実績評価、役割給評価の3回の評価がある。みな同じような内容で、誰もが公平に評価がされているとは、思っていない。経営者側のマスターベーションだと思うんですが。

<川面にせりだした、ブナの枝を上から撮りました。川面の色とブナの新緑の色が対照的でした。>