JAいま職場では<農薬取扱研修>
<今、職場では>
農薬の取扱研修。
営農指導担当と購買担当との農薬の取扱研修。毎月一回行なわれているものであるが、田んぼとの除草剤、と大豆の除草剤、それにメロンの殺菌剤と殺虫剤について。
「稲作の除草剤は、種類が多くて何とかならないのか」
「それぞれ、特徴がある品目なのだが、こんなに多くてはお客様が迷うだけだ。」
「新しいのが、どんどんでてくるから、古いのが売れなくなって、それが、在庫となって・・・・。それに、古いのだと、奨励金が多くて、それが魅力で・・・」
「売れないものを置いておいてもしょうがないだろう。売れるように、単価を下げるか、何らかの対策を考えなくてはならないんじゃないか?」
「考えてみる。だけど、今年は無理だ。農薬年度が8月だから、もう間に合わん」
「業者に返品したらどうだ。」
「返品したら、『期限切れ』の問題もあるが、必ず、『抱き合わせ』をやられる。それに業者に貸しを作ってしまうことになる」
「いづれ、発注は必ず在庫を確認してから、やることだ。電算で調べればすぐわかるんだから・・・」
「お客さまに農薬の希釈倍数については、十分説明しなくちゃダメだぞ。ポジティブリストで引っかかっちゃたいへんだから」
「除草剤は雑草が多いとどうしても濃度が濃くなってします。今までそうして使ってきたから、いくらダメだといっても、なかなかきいてもらえない。」
「それに、登録がとられているかもマニュアルで必ず確認してからうらないと・・・」
「本当に今年は面倒くさくなった。いやになっちゃうよ〜〜」